こんにちは、室屋修一です。
今回は、「いい当たりをしたのに、なぜかスコアが悪くなる…」というよくある現象についてお話しします。
ナイスショットなのにダボ。
パーオンしたのに3パット。
絶好の位置からグリーンを外してトリ。
そんな経験、ありますよね?
その原因、多くの方は「技術の問題」だと思っていますが、
実はもっと根本的なところにあるのではないか?と私は考えています。
それが…**“期待値のズレ”**です。
たとえば、
「この距離ならグリーンに乗せたい」
「芯で当たったからパーが取れるはず」
そんなふうに、自分の実力以上の結果を“期待してしまっている”とき、
その後の判断やプレーにズレが出てくるんです。
90切りゴルファーの現実
ちなみにですが、
90切りを達成するゴルファーの平均パーオン率は、
たったの2〜4回/18ホールです。
つまり、14回以上はグリーンを外すのが普通なんです。
でも、実際は「毎回乗せたい」と思ってしまう。
乗らなかっただけでイライラし、無理にピンを狙ってミスを重ねる。
結果、ナイスショットだったのに…ダボ。
これが多くの人に起きている“現実と期待のズレ”です。
プロでも外す。だからあなたも外していい
さらに言うと、PGAツアーのプロでさえ、
林やバンカーなどのトラブルショットからパーを取れる確率は、**約20%**程度しかありません。
つまりプロでも「完璧なショット」を続けられるわけではない。
それなのに、アマチュアが“毎回いいショット”を前提に考えるのは、
かなりハードルが高いんです。
「平均で組み立てる」ことでスコアが安定する
そこで大事なのが、**“期待値を現実に合わせる”**ということ。
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芯に当たるのはたまにでいい
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グリーンに乗ったらラッキー
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多少曲がっても3打で収まればOK
このように、自分にとっての「平均的なショット」でプレーを組み立てることで、
ムリ攻めが減り、スコアも心も安定していきます。
チェックしてみましょう
以下にあてはまるものがあれば、あなたの期待も少し“高すぎる”かもしれません。
✅ 毎ホール、パーが取れるべきだと思っている
✅ ナイスショットしたのにパーが取れないと落ち込む
✅ 1ホールでミスするとすぐに崩れる
✅ プロのようなショットを理想にしている
1つでも当てはまった方には、
このテーマをまとめた無料PDF講座をぜひ読んでみてください。
▼ PDF講座「ナイスショットでもダボになる理由」
「完璧なゴルフ」ではなく、
「現実的なゴルフ」を目指すことで、スコアは自然と安定してきます。
あなたのゴルフがもっと楽しくなることを願っています!