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室屋修一 "ShuichiMuroya.com"

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ひとつの番手で距離の幅が出せるようになると、いろいろな状況に対応できるようになってプレイがカンタンになります。

2020年6月21日 by 室屋 修一

例えばわたしは4本のアイアンがバックに入っていて、番手の間隔がだいたい25ヤードから30ヤードくらいになっています。

クラブ契約のないゴルフコーチが、オリジナルの1番アイアンを新調して入れてみた。

コレで一番良かったことは、『クラブ選択の悩みが減ること』これに尽きます。例えば以前はアイアンは3番から入っていて、ひとつの番手の距離差がだいたい12〜13ヤード。2番手で25ヤード刻みになるような感じで作ってもらっていました。

で、これが番手間の距離差が25ヤードくらいになったので、本数は半分で良くなったわけですね。

ロフト 長さ キャリー
ドライバー 15 41インチくらい 265ヤードくらい
UT 24 40インチくらい 220ヤードくらい
1番 30

一般的な6番アイアンのロフト

35インチくらい 185ヤードくらい
2番 38

一般的な8番アイアンのロフト

35インチくらい 155ヤードくらい
3番 47

一般的なPWのロフト

35インチくらい 125ヤードくらい
4番 54

一般的なSWのロフト

35インチくらい 105ヤードくらい

この6本に、パターが加わって計7本。わたしの場合、このセッティングで6800ヤードくらいのコース(一般的なコースでブルーティもしくはブラックティ)を72から75くらいを目標にしてプレーするイメージです。

例えば一般的なグリーンの奥行きは30ヤードくらい。手前からセンターもセンターから奥までも15ヤードくらいとした時に、これまでだと3本のクラブで悩んでいたのが2本で悩むだけで良くなります。これがいちばんのメリットですね。

もちろん距離はいつも番手のぴったりの距離になることはありませんから、ちょっと強く打つとか軽く打つとかの工夫はします。練習でももちろんします。

でも、例えばバッグに入れて良いクラブの本数(いまは14本が上限)が30本になったとして、番手間の距離差が5ヤードのセッティングを作ったとしても、中途半端な距離の練習は必ず必要なわけですね。どこまでいってもキリはありません。

クラブの本数が何本になっても中途半端な距離の練習が必要なのが同じならば、コースで悩みが少ない方をチョイスした、というわけです。

 

 

で、そうすると、ひとつの番手でいろいろな距離を打ち分けるには、『ちょっと高いとか低い』、とかになってきます。それを練習のテーマに置けるようになると、例えば林の中から低いボールでフェアウェイに出すとか、高さのあるグリーン面に柔らかい球質のボールを打つとか、様々な技術を覚えようとするわけですよね。ただロフトが少ないとか多いクラブだけでは対応出来なくなる事がゴルフではたくさん出てきます。

 

ちょっと話はそれますが、

この本数だと、『初心者向けのハーフセット』みたいなイメージですよね。いろいろなメーカーさんが販売しているハーフセット的なものも調べてみたんですが、意外とロフトのピッチが少ないです。これだと番手の距離差があまり出ないので、ゴルフにまだ慣れていない人だと何を使って良いか悩むでしょう。

たくさんあっても使わないクラブばかりになるなら、『このくらいの距離だったらこの番手で練習してカバーする』と思えるセットがあれば良いのにななんて思います。

ひとつの番手でいろいろなボールを打つ練習が必要になってきてはじめて、スイングの細かい部分を気にする必要が出てくるのにな、とも考えます。

 

例えば皆さんも次に練習に行く時は、『奇数番手だけ』とか『偶数番手だけ』とか、のような工夫をちょっとしてみてください。工夫して練習してみることで、コースで役立つ事がたくさん出てくると思います。

こちらもぜひ参考に。

クラブ契約のないゴルフコーチが、オリジナルの1番アイアンを新調して入れてみた。

 

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Filed Under: Golf, Work

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