ご存知の方もたくさんいるかもしれませんが、世界でも有数の高性能弾道解析機【TrackMan】。わたしもお世話になりました。
そんなTrackManのFacebookページを眺めていたらこんな投稿が。

この投稿にリンクされていたブログの記事。
記事冒頭部分にあった文を引用します。
Seeing this example, you realize that every tour player uses different techniques, but their skill of hitting a drive is obviously very high. They all have the skill of high clubhead speed and the skill to control their face angle amongst other skills, which leads to a perfect ball strike.
ザックリ意訳すると、
「彼らは、スイングの見た目(テクニック)こそ違えど、速いヘッドスピードでもクラブフェースの向きをコントロールできるスキルを身につけている。」
ってな感じですね。
時代時代で強いプレイヤーのスイングが雑誌やメディアで取り上げられ、スイングのある一部分のポイントを強調して取り上げられることは多いです。が、ほとんどの場合、それは【テクニック】なんですね。言ってみれば枝葉の部分。
例えば、上の写真に写っているプレイヤーたちが普段とぜんぜん違うスイング(テクニック)でボールを打とうと思っても、たいがいの場合は思ったところに飛ばせます。たぶん。だって、ボールを打つスキルがしっかり身についているから。
わたしのこのブログでも、ちょいちょい技術的な記事をアップしていますしこれからもする予定ですが、できるだけ【テクニック】ではなくて【スキル】のお話をしていこうと思っています。
しっかりとボールをとらえる【スキル】が身につけば、いろんな【テクニック】を試すことができます。なんていうかなー、汎用性の高いスキルをまず身につけて、そこから流行りのテクニックを試してみる。自分のスキルを邪魔しないようなテクニックが見つかれば、それと共存してスイングしていく。みたいな感じですかね。
で、ゴルフはクラブでボールを打って進んでいくゲームなので、まずはボールを打つ瞬間【インパクト】のスキルを高めていこうって話です。
で、どの記事にもしつこいくらいほとんどリンクさせているこの記事。
題名こそ【初心者の方々向け】みたいになってますが(いや、初心者の方々にまず覚えてほしいことなのは間違いないです)、ゴルフに慣れてきた中上級者の方々が調子が悪くなってきたときに、【テクニック】でなくてボールをとらえる自分の【スキル】を冷静に見直すための記事でもあります。
たまに調子が悪くなったときに、「あ、むろやってやつがそういえばしつこくあんなこと言ってたな」と思い返してもらえたら嬉しいです。
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