「ここからあそこの電柱まではだいたい80ヤード(あ、ふだんあまりヤードは使わないですね。。)」
「ここからあそこの電柱までだいたい80メートル」みたいのがいわゆる【絶対距離感】。
これは、この記事でも書きましたが、コースではハンディの計測器などでも確認しながらプレイできますね。
普段の生活でも、たまーーにで良いので、「ここからあそこのポストまで何メートル、、かな?」のように気にしてると、習慣付いてくるので、ぜひ。
余裕があれば、わたしの一歩は何センチくらい、とか目安を作るのも良いかもしれません。いわゆる【歩測】ってやつですね。わたしは一歩がだいたい1ヤード(90センチ)になるように歩く練習もしました。プロのキャディさんとかもしているみたいですよね。
あ、余談ですが、わたし土地の測量の仕事をしているのですが、ここでもこの歩測、かなり役に立っています。今はあまり一般的には使わない長さの単位で『間(けん)』っていうのがあります。おおよそ1.8メートルくらい。なのでわたしの二歩が1間。みたいにも役立ちますし、土地をパッと見たときに、端から端までだいたい何メートルみたいのを歩いてみると、けっこう近い距離が当てられたりします。すみません、余談でした。。
本題に戻りますが、
もちろん【絶対距離感】はあるに越したことないし、ゴルフに慣れてくるとだんだん身についてもくると思います。
そして、ゴルフで必要なのはもうひとつ。【ゴルフ的距離感】。調べたんですが用語が見当たらないので勝手に名付けて書いてしまいます。
これ、どういったものかって言うと、
『ここからあそこまで何ヤードで、どういう球筋で打ちたいからこのクラブで打つ』
みたいな感覚ですね。
例えば同じ30ヤードでも、
『高めの球で打ちたいからサンドウェッジで打つ』
『転がしていきたいから8番アイアンで打つ』
のように、単純に距離だけで済まないのがゴルフですよね。んー、これがゴルフの難しさで面白いところでもあるところです。
じゃあこの【ゴルフ的距離感】。どうやって身につけていこうかという話。
ひとつ例を挙げると、
ひとつのクラブでいろいろな球筋で同じ距離を打つ練習をする
です。ふだんアプローチでいちばん使う番手がピッチングウェッジだとしたら、
ひとまず30ヤードをいろいろな高さで打つ。
同じ30ヤードを同じクラブで打つとしたときに、
高い球と低い球では、どちらがボールのスピードが必要でしょうか?
高い球ですね。同じスピードだと、高い球の方が手前に落ちます。

ということは、ボールのスピードがより必要な高い球を打つときは、低い球を打つときと比べてヘッドスピードが必要になります。同じ距離を打つのに。
と、口で言うのは簡単ですが、こういうことを感覚的に身につけていくことが、【ゴルフ的距離感】のアップにつながります。
「ここからあそこまで○○ヤードだから○○で打つ」、最初はこれでもちろん構いません。だんだんゴルフに慣れてきて、距離感を少しずつ気にするようになってきたら、
「ここからあそこまで○○ヤードで、○○な球で打ちたいから○○でこうやって打つ」
のような、【ゴルフ的距離感】を養う練習にだんだんシフトしていくようにしましょう。
わたしは、絵をもう少し上手に描けるように練習します。誰か教えて。