【ゴルフスイングには、再現性が必要】
【こういう動きを練習すると、スイングの再現性の向上につながる】
などなど、
『スイングの再現性』という言葉を聞いたことのある方も多いと思います。
わたしも時折レッスンで「むろちゃん、どうしたらスイングの再現性が上がるかね?やっぱり必要だよね?」とお話をいただくこともありますが、
ほとんどの場合、
「スイングそのものの再現性ではなくて、ほかの要素ですね!(キリッ)」
のような
回答をすることが多いです。
そして、
「え?じゃあ、何の再現性なの?」
と、お話が続いていくわけですね。
では、『スイングにおいて再現したいもの』は何か、ちょっと考えてみましょう。
ゴルフのプレーって、
ティショットではドライバーを使ったり、2打目以降ではフェアウェイウッドを使ったりユーティリティを使ったりアイアンを使ったり、グリーン周りではウェッジを使ってアプローチをしたり、グリーン上ではパターを使ってパッティングをしたり。ですよね。
ティショットはそこそこ平らなことも多いですけど、2打目以降は傾斜もあったり、バンカーやラフでは砂や長い芝の抵抗に負けないように打ったり、パッティングも長い距離から短い距離まで様々です。
ということは、同じスイングをすることはほぼないまま、18ホールを終えますよね。
同じスイングをする事は無いゴルフのゲームをプレーするために、『スイングの再現性』を求めて練習する(?)という、何だか矛盾が起きているような起きていないような変な感じもしますよね。
テレビで見るようなプロのプレーを考えてみても、
高いフェードボールを打ったり、低いフックボールを打ったり、ときには地を這うような低いボールを打ったり。とても同じスイングで打ってるとは思えないですよね。
プロゴルファーだけではありません。皆さんも、バンカー越えでは高い球を狙ったり、林の中からは低い球を打とうとしますよね。
という事は、われわれゴルファーたちは、みんな、1日中ちがうスイングを使ってプレーしてきます。
前置きが長くなりましたが、、、
じゃあ、何の『再現性』が必要なんだって?
ほかの記事でも少し書いていますが、
【リズム】【タイミング(特に切り返し)】そして、【フェースを狙った向き(左右も高低も)にインパクトできる感覚】
この3つですね。
スイングのカタチとかじゃないんです、再現したいのは。
ゴルフを覚えたての初心者の方は、構えやグリップやテークバックの上げ方や、いろいろと頭に入っていてそれどころじゃないかもしれませんが、ゴルフに慣れてきて上に書いた3つのことを考えて練習し始められるようになる頃には、コースで上手にプレーする楽しみが増してきます。そこを目指して練習を重ねてください。
しつこく書きますが、ゴルフスイングやプレーで必要な、【再現性】を高めたい3つの要素は、
【リズム】
【タイミング(特に切り返し)】
【フェースを狙った向き(左右も高低も)でインパクトできる感覚】
です。
それぞれについて、また別の記事も書く予定ですが、
ひとまずこの2つの記事も参考に読んでみてください。
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