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自宅でもできる、ドライバーのボールスピードアップへ向けての練習

2020年7月17日 by 室屋 修一

Contents

  • 目的と手段、一致していますか?
  • ボールスピードを上げる要素は大まかに3つ
  • 自宅でもボールスピードを上げる練習の3つのステップ
    • ステップ1: 1メートルのパットを、芯でヒットしつつ狙った方向に転がす
    • ステップ2: 1メートルのパットの構えをした後、目をつぶって打つ
    • ステップ3: ドライバーを打っているような感じを出せるようになる
  • この3つを繰り返しやりながら見えてくるもの

目的と手段、一致していますか?

ドライバーの練習と1メートルのショートパットの練習、皆さんはどちらを長い時間おこなっていますか?

多くの方はドライバーの練習時間の方が長いと思います。

ドライバーの練習の目的は何ですか?飛距離アップ?ミート率アップ?明日のコンペでOBが出ないような練習?どれも良いことだと思います。

が、飛距離アップ目的の方。達成度合いはどうですか?着実に伸びていますか?なかなか伸びが悪いと感じる場合、練習の方法をちょっと見直してみましょう。

ボールスピードを上げる要素は大まかに3つ

ちがう記事でも書きましたが、

ボールスピードを伸ばす要素は3つ。

  1. フェースの芯で打つこと
  2. フェースの向きとヘッドの軌道が一致している(近い)こと
  3. ロフトとボールの飛び出し角度が一致している(近い)こと

です。

このうち、3の【ロフトと飛び出し角ほにゃらら】は、ひとりでの練習ではなかなか確認もしにくいですが、

1と2は、自分でも確認できます。

しかも、自宅で。

今回はこのふたつについて練習できる方法を書いてみたいと思います。

自宅でもボールスピードを上げる練習の3つのステップ

使うものは、

  • パター
  • ボール
  • ショットマーカー(フェース面に貼る感圧紙のようなものですね)

です。これだけ。

そしてこの練習はステップが3つ。

3ステップ目での目標は、

「1メートルのパットを練習する中で、ドライバーで打っているような感じを出せる」

です。さぁ、早速いってみましょう。

ステップ1: 1メートルのパットを、芯でヒットしつつ狙った方向に転がす

これはそこまで難しい練習ではないと思います。芯に当たったかどうかはショットマーカーで確認ですね。

が、注意点は、「狙った方向に転がす」です。

1メートルくらいの短いパットだと、そこまでヘッドスピードも出ないので、

いわゆる「緩む」状態になりやすいです。「緩んで」しまうと、ヘッドがゆらゆらしてしまって、狙った方向にフェースをきちっと向けられないこともあります。

グーンと加速していくこともないですが、ゆるゆる減速しながら当ててしまわないようにしましょう。

ほとんどの方が、このステップで、まずはミートする率を上げるコツを掴めます。

コツが掴めてきたら、次です。

ステップ2: 1メートルのパットの構えをした後、目をつぶって打つ

少しだけ難易度上がります。

まずは、

【芯で当てつつ、目をつぶる前に狙っていた方向に転がす】

これがひとつの目標ですね。

そしてもうひとつの目標。それは、

【目を開けたまま打つ時に感じにくかった自分の動きを感じてみる】です。

例えば、

「あ、思ってたより頭の動きがあるな」とか、

「意外と体重移動があるな」とか。

ふだん何気なく打つときには感じられなかったことも、目をつぶるだけでわかることもあります。

別にそこに良い悪いがあるわけでなく、ただ観察程度に、自分の動きに注意してみるだけで良いです。今回の目的は、別にショートパットのストロークの改善ではないので。

ただですね、この練習、繰り返し繰り返しやってもらってると、パッティングでもほんの少し(個人差はありますが)の移動を加えた方がリズムが取りやすいという方も多くいらっしゃいます。

かのパッティングの名手、ベン・クレンショー選手(ちょっと古いかな)も、左右の体重移動を入れながらパッティングしてたって言ってましたから(本でね)、そんな感じが出る人がいてもまったくおかしくはありません。

そして、あ、こんな小さいストロークでも意外とカラダの動きがあるんだなと感じられてきたら、次のステップです。例のアレです。

ステップ3: ドライバーを打っているような感じを出せるようになる

さぁ、お待ちかね、妄想スイング練習の時間です。

もう少し具体的にいうと、

例えば「ドライバーで打つような体重移動をしながら1メートルのパットを練習してみましょう」のような言い回しがイメージとしては近そうです。あ、目は開けてて良いです。

これ、文言だけで見てもイメージ湧かないと思うんですよね。おそらく。

ステップ1とステップ2をしっかりやってみてもらうと、意味がわかると思います。

でも、練習のステップってそういうものですよね。順番にやっていかないと見えないものって結構あります。ステップ2までやってもらうと、ステップ3はあまり説明しなくてもやってもらいやすいですね。

結構な上級者の方への現場のレッスンでも、ステップ1から行なってもらう方の方が多いですね。意外と感覚って脆いんで、じっくりやってもらっています。

この3つを繰り返しやりながら見えてくるもの

最初に書いた

ボールスピードを伸ばす3つの要素。

  1. フェースの芯で打つこと
  2. フェースの向きとヘッドの軌道が一致している(近い)こと
  3. ロフトとボールの飛び出し角度が一致している(近い)こと

このうちの1と2に関しては、このステップでだいぶ感覚をつかめることが多いと思います。長いクラブも短いパットのようなストロークも、リズム感の掴み方などが近いんだなと感じてもらえたら嬉しいですね。リズムが安定してくると、上に書いた1と2が向上してきて少しずつミート率も上がってきます。そしてほとんどのプレイヤーの場合、このふたつが向上するだけで、ボールスピードに安定感が出てきます。

3に関しては、今回のステップ3の練習でつかめる方もたまーーにいらっしゃいますが、

【ウェッジで1ヤードを打つ】みたいな練習の方がつかめる方が多いですね。ただ、これ自体がなかなか奥の深い練習なので、ひとまずは自宅でもしやすいパターからいかがでしょう。またちがう機会でお話ししようと思います。

ということで。

【参考記事】

飛距離アップ?まずは当たってるかどうかのチェックからです。

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