この記事を書いている段階で僕のウェッジは、58度のものを1.5度ロフトを起こしてもらった56.5度のウェッジ1本です。それと、48度くらいのクラブが入っているので、それをウェッジと呼ぶなら、まぁ、合わせて2本ですね。
どうもこんにちは、室屋修一です。 この記事を書いている時点で、いろんなメーカーさんのサイトを眺めていると、だいたい6番からPWまでがセットになっていてAWとSWが別売り、というのがもう長いあいだ一般的になってますね。
これは、アイアンのストロングロフト化やその他もろもろの理由からこうなっているわけですね。その昔は3番からSWまでがセットで2番(!)が別売り、みたいなのが一般的でした。2番て。。。。もうもはや、林から低く出すくらいしか、僕にとっては用途がなさそうなクラブ。。
話を戻してウェッジの話。
おそらくこれを読んでいる多くの方が、PWとAWそしてSWのウェッジ3本体制かなーと思うんですね。ちょっとしたアプローチはAWでバンカーとかボールを上げたい時はSW、みたいな使い方のかたが多いと思います。
それはそれで賛成です。このくらい自身の中ではっきり用途を分けられているのなら。ひとつの形だと思います。問題は、まだそこまで用途がはっきりしていない人。
ここでひとつ小話を。
これは、ぼく自身の体感でもあるし、以前ボールメーカーT社の人とテストをしていた時に聞いて「へーーっ!やっぱりそうなんだ。」て思ったお話。ざっくりまとめると、
53度とか54度くらいまでだと、スピードが上がるとボールの距離も伸びる(前に飛ぶ)。
それよりロフトが多くなると、スピードが上がると上に上がる。
みたいなお話だったんです。この話を思い出して、冒頭のお話、58度を1.5度起こして56.5度くらいにしてもらったんです。ウェッジをサンドウェッジ1本にしたくて。ぼくの体感では、56度くらいのロフトならなんとか自分の技術でも【ちょっと前に飛ばしたい時に飛ばせるかな】と思ったんですね。58度だと、前に飛ばすのがちょっと技術的にしんどい。そうするとウェッジはもう一本いるじゃないですか、そうすると、余計な練習をしなきゃいけなくなる。。。だったら、上げるのもちょっと前に飛ばすのも1本で済ますならロフト何度くらいかなと思った時に、今のロフトくらいに落ち着いたわけですね。
これを理由に、ほとんどの人にウェッジ2本は勧めていないです。そう、自身で用途が明確になっていない人には特に。だいたい56度前後のウェッジとPW、これで十分。
まとめると、
・自身で使い分けなどが明確になっているなら、53前後と57前後(自分のPWのロフトとのバランスを考えてくださいね。)
・自身で明確になっていない場合、56度前後を1本
この辺りを参考にしてもらえると良いのではと。ぜひ。