こんにちは、室屋修一です。
“自分のペースで練習に行けていて、練習でもひと通りのクラブを満遍なく練習して何となく打てるレベルは上がっていそうな気もするのに、コースでは何故かなかなか上手いこといかない。”
こういう時って、
- 色々と練習してみるけど、それが何につながっているのかイメージが湧かない。
- どれも自分に必要そうに感じてしまって、色々な人にアドバイスを求めてしまったりする。
- いまいち成果も見えてなくて消化不良なのに、ネットなどの日々流れてくる新しい情報に流されてしまう。
こんな感じになってしまって、ちょっとゴルフがつまらなくなっちゃったりしますよね。
そんなあなたに朗報です。
この『0.現在地を確認する』では、そんなあなたの今のゴルフのレベルを客観的に眺めてみて、次の目標をクリアにしていく準備をしていきます。
もしあなたの目標が110や100切りでも、ボギーオンを目指している90切りが目標でもそれ以上でも、全く同じ。
次の目標が何かわかれば、最優先で練習することもクリアになりますし、練習ももっと楽しいものになっていきます。
必要なものは、
- 最近の数ラウンドのスコアカード
- 後述する目安との比較
たったこれだけ。
いきなり準備するのも難しいと思うので、もしまだ準備できていなくても、これからお話しする内容をまずはチェックしてみてください。
【あなたの上達サイクル】を作る準備は良いですか?それでは一緒に現在地を確認していきましょう。
スコアを整理するシート(4BOXシートと呼んでいます)をダウンロードして、是非紙にプリントアウトしてご活用ください。
ダウンロードはこちらをクリック。
1.スコアを分類してみる
まずはスコアカードの数字を4つに分類してみます。
- ティショット
- セカンドショットから50ヤードくらいまで
- 50ヤード以内からグリーンまで
- パット
と、いきなり言っても真ん中の2つはすぐには出ないかもしれませんね。それでも大丈夫です。
まずはティショットの数とパット数だけなら大丈夫ですか?
ティショットは最低18回誰でも打ちますが、もしOBなどの記入がしてあれば、それは1回として足します。
例えばOBが1回なら19だし、2回なら20となります。
純粋に打った打数ということですね。
※OBは、本来は1回打つと打数が1増えるわけではないので実際のスコアとは微妙にズレてしまうのですが、ここでは純粋な打数として扱っていきます。
それとパット数の合計を出してみて、出来上がったら次に進んでください。
※アプローチの数を集計すれば、SHOTの数は引き算で出てくるので、次のラウンドからは数字を出しておいてみると、より自分のラウンドを客観的にみることができます。ぜひ!
2.目安と比較してみて次の目標を決める
それぞれのスコア(赤字)に対する、大まかなティショットの打数とパット数です。
今のあなたのスコアはどれに一番近いですか?
大まかに、
110切りの目安の108ならダボペース。
100切りの目安の99なら9個のダボと9個のボギー。
ボギーペースの90なら18個のボギー。
シングル目前の81なら9個のボギーと9個のパー。
スクラッチプレーヤーの72なら18個のパー。
あくまでわかりやすい目安として書いていますが、それぞれのスコアに対する平均的な分布はこんな感じだと思います。2006年からのレッスン活動で聞いてきた様々なお客様の話をまとめていくとこんな感じになります。
あなたの現在地は確認できましたか?
確認できたら、次の目標スコアと、そこに行き着くのに具体的に必要なことを確認するために、次のページ『1.目標を決める』に進んでください。