こんにちは、室屋修一です。
僕のレッスンでは、よく「スイングをどう変えたらいいですか?」と聞かれます。
でも実際にスコアやショットの質を変えるには、“当たる瞬間”を整えることが一番の近道なんです。
✅ スイングより先に“当たり”を見る
「どこをどう振ったか」よりも、
「どこにどう当たったか」を確認したほうが、改善は早くなります。
理由はシンプルで、
インパクトの結果=ボールの飛び方だからです。
✅ 7つのインパクト要素とは?
僕が重視しているインパクトの要素は以下の7つです:
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打点(フェースのどこに当たっているか)
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グラウンドコンタクト(ボールと地面の関係)
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フェースの向き(目標に対してどこを向いているか)
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ヘッド軌道(インサイド・アウト/アウト・インなど)
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入射角度(アッパー/ダウンなど)
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ダイナミックロフト(当たる瞬間のロフト角)
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ヘッドスピード(どれくらいの速さで振っているか)
✅ なぜ「7つ」見るのか?
インパクトには、1つの原因だけでなく複数の要素が同時に絡みます。
たとえば、
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トウ側に当たって、フェースが開いていたら?
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ヒール側で、軌道がインから入りすぎていたら?
──こうした“複合的なズレ”がショットのブレを生みます。
そして特に最初の3つ
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打点(フェースのどこに当たっているか)
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グラウンドコンタクト(ボールと地面の関係)
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フェースの向き(目標に対してどこを向いているか)
これができてないと先に進めません。
✅ スイング改造より、まず“当たる瞬間”の観察を
フォームを直す前に、インパクトで何が起きているかを観察するだけで、
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なぜ右に出るのか
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なぜ飛距離が安定しないのか
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なぜ打感が良いときと悪いときがあるのか
が、一発で見えてくることも少なくありません。
🧩まとめ
スイング全体を整えるには、
まず「当たる瞬間」を細かく観察することがカギです。
インパクトの7要素は、
あなたのショットを“技術”ではなく“感覚と結果”で見直すための、いわば“7つのチェックリスト”になります。
👉 次のページでは、あなたのゴルフ上達に「何が足りていないのか?」を整理するヒントをご紹介します。
より具体的に「あなたのスイングにはどの要素が必要か?」を整理し、自分に合ったゴルフの土台を見つけたい方は、ぜひチェックしてみてください。