こんにちは、室屋修一です。
今日は、フェアウェイからの50ヤードのアプローチショットについて少し考えてみます。
多くのゴルファーが「ベタピン」や「良いショット」を追い求めがちですが、
実はその考え方がスコアに大きく影響しているかもしれません。
例えば、PGAツアープレーヤーを基準にすると、
50ヤードのショットで「良いショット」とされる距離は、スキルレベルによってかなり変わります。
- スクラッチプレーヤー(ハンディキャップ0)では約3-4メートル
- ハンディキャップ10では約7-8メートル
- ハンディキャップ20だと、約12-14メートル
どうでしょう、意外でしたか?
もしあなたが自分のレベル以上の「良いショット」を追い求めてしまっているとしたら、
実はスコアに良い影響を与えていないかもしれません。
例えば、ピンに近づけることにこだわりすぎて外したり、無理なショットを打つことになりがちです。
要は、50ヤードのショットで大切なのは「まずはグリーンに乗せること」。
そして、そこから2パットで終わらせられれば、それらが「良いショット達」なんです。
これを意識できると、感情的に落ち込むことが減り、もっと冷静にプレーできるようになります。
もし、自分のスキルレベルに合ったショットを理解できれば、
無理にピンを狙ったり、難しいショットに挑戦しなくて済むようになります。
そして、何よりも自分を過度に責めなくて済むようになるんです。
「良いショット」って、実は思っているほど難しいものではないんです。
頭の片隅に入れて、アプローチに臨んでくださいね。