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室屋 修一

寄らない原因の8割は アプローチ技術 ではない。 スコアを左右する “前のショット”の話

2025年12月9日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。

今日は、ある生徒さんからいただいたラウンドの振り返りをもとに、
「アプローチの回数が増える本当の理由」
についてお話しします。

ラウンド全体としては100前後。
十分にまとまった、とても良い内容でした。

ただ、スコアカードとラウンド記録を見ていると、
「アプローチを2回しているホールが少し多い」
という傾向が一つの伸びしろとして見えてきました。

ここを改善すると、スコアはもっと安定します。


パッティングは“難度の高いグリーン”では気にしなくていい

まず強調しておきたいのは、
グリーンの速さや傾斜が強いコースでは、3パットは普通に起きる
ということです。

今回のラウンドでも3パットは4回ほどありましたが、
グリーンが難しいコースではむしろ健闘している部類です。

1パットも決めているので、パターそのものに問題はありません。


伸びしろは“アプローチの回数”にある

今回のラウンド記録を見ると、
50ヤード以内のアプローチが2回になっているホールが9ホールありました。

アプローチが2回になる理由は、大きく分けて3つあります。

【1】そもそも難しい状況にボールが止まっていた

(深いラフ・下り傾斜・砲台など)

【2】ライは良かったが、自分のミスで寄らなかった

【3】その“1つ前のショット”が難しい場所に運んでしまった

多くの人は②だと思い込みますが、
実は一番多いのは③です。


アプローチが難しくなる“原因”は前のショットにある

たとえば、
アプローチが2回になったホールがあったとしましょう。

そのアプローチが難しかった理由をたどっていくと、
「その1つ前のショットで、難しいエリアに打っていた」
というケースが非常に多い。

たとえば、

  • グリーンの右手前が深いラフだとわかっていたのに、右寄りに打ってしまった

  • ピンの高さに合わせようとして、結果的に砲台の下の傾斜に止まった

  • グリーンを外してはいけない方向に外してしまった

などです。

こういう場面は、アプローチが“ミスしたように見えて”、
実際は前のショットの判断ミスだったりします。


アプローチ練習より“場所選び”を優先した方がスコアは早く縮まる

多くのゴルファーは、
アプローチがうまくいかないと「技術不足」だと思いがちです。

でも実際は、
アプローチの場所が悪いだけということも多い。

アプローチの成功率は、

【技術 × ライ × 傾斜 × 高さ × 止めどころ】

によって決まりますが、
「技術以外の要素」──つまり場所選びの方が影響が大きい。

今回のラウンドも、
アプローチ自体は十分練習されているので、
技術というよりも「そこに行ってしまったショット」を振り返るべきケースが多かったです。


明確な改善ポイント:ショットとアプローチを“つなげる”

ここからが超重要。

アプローチの数が多かったホールについては、
以下の2点をチェックするだけで原因がわかります。

① なぜそこにボールが止まったのか?

(ミス?判断?ねらい?)

② そのショットの“代わりの選択肢”はなかったか?

たとえば、

  • グリーン右手前は避けるべき

  • 奥は絶対NG

  • 左サイドは打ちやすい

  • 花道は広い

こういう“どこに行けば良いアプローチになるか”を理解するだけで
アプローチの難易度はガラッと変わります。


良いニュース:ティーショットは十分に安定している

今回のティーショットはOBゼロ。

これは本当に素晴らしいです。
ティーショットが安定してくると、
ゴルフ全体が急に落ち着いてきます。

だからこそ、次の伸びしろは
セカンド〜アプローチの「流れ」です。


アプローチが減る → パットが減る → スコアが安定する

アプローチが難しい場所からだと乗っても遠い位置に行き、
結果としてパット数も増えます。

逆に、
打ちやすい場所 → アプローチ1回 → 近いパット → スコアが安定

という循環が生まれます。

今回のラウンドは、まさに
「あと少しでこの循環に入る」
という内容でした。

ここを整えるだけで、
100前後のスコアは90台の安定スコアに一気に近づきます。


次のラウンドで意識してほしい3つ

グリーン周りの“安全エリア”を必ずひとつ決める

ピンの左右どちらか、奥か手前か。

セカンドは“ピン”ではなく、安全エリアに対して打つ

これだけでアプローチが激変します。

アプローチが2回になったホールだけ振り返る

すると原因が全部浮かび上がります。


アプローチの回数が増えるのは、技術そのものよりも、
「そこに至るまでのショットの判断」に原因があることが多いものです。

ティーショットが安定してきたら、
次は セカンド → アプローチ → パット の“流れ”を整える段階に入ります。

この流れが揃い始めると、
アプローチがシンプルになり、
パットも短くなり、
スコア全体が安定していきます。

もし最近のラウンドで、
「アプローチが増えるな……」
「寄せの難しさがスコアに響いている気がする」
と感じているなら、一つ前のショットの意図をぜひ振り返ってみてください。

小さな気づきが、そのままスコア改善につながります。

そして、
こうした“流れの整え方”や“判断の基準づくり”を、
あなたのラウンド動画や記録を使いながら一緒に整えていくのが
オンライン・ミックスです。

興味があれば、ぜひ一度のぞいてみてください。
あなたのゴルフに、もうひとつ「整理される感覚」が加わるはずです。

ミスは技術じゃない。“プラン”でゴルフが決まるという話

2025年12月4日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。

ありがたいことに、最近はオンラインでのご相談も増えてきて、
毎月たくさんのラウンドの話や、シミュレーション練習の動画を送っていただきます。

先日も、あるオンライン・ミックスのメンバーさんとZoomでお話ししていて、
「これは多くのゴルファーに共有したいな」と感じた場面がありました。

テーマは一言でいうと、

ミスは技術じゃなくて、“プラン”で起きている

という話です。


パー5の3打目が教えてくれたこと

その方は、ここ数ヶ月でかなりショットが安定してきている方です。

  • シミュレーションではドライバーのボールスピードも上がってきた

  • ユーティリティ以下は、右へのスッポ抜けもだいぶ減ってきた

  • ラウンドでも、OBが少し減ってきている

スコアでいうと、「90中盤〜後半を行き来しているゾーン」ですね。

Zoom中に、パー5の3打目の写真と動画を一緒に見ました。
ラフからのショットで、手前には少しプレッシャーのかかる状況。

でも、その3打目はとても印象的でした。

インパクト後のフィニッシュを見た瞬間に、

「あ、“右に行かせない球”を、ちゃんとイメージして打ったな」

というのが分かる形になっていたんです。

  • フィニッシュでの手首の形

  • 上体の向き

  • ボールが出ていく高さ

全部が、「この高さで、ここから先は右に行かないでくれよ」という顔をしていました。

これ、単に「ナイスショットでしたね!」で終わらせるにはもったいないポイントです。

何を考えて打ったかが、そのまま体の動きとフィニッシュに出ていた。
これが、このレベル帯ではものすごく大事になってきます。


脳は「OBに行くな」を理解できない

一方で、その方が悩んでいるのは、まさに多くの方がハマるポイントでもあります。

左がOBになると、とたんに振れなくなる
右に逃がしたくなる → でも右にすっぽ抜ける
「左に打って、右に戻す球」がどうしてもイメージできない

ここで出てきたのが、ちょっと変な例え話です。


「今から、黄色い豚を思い浮かべてください」

…

想像できましたよね?

では次に、

その黄色い豚を忘れてください

と言われたら、どうでしょう。

たぶん余計に黄色い豚が頭の中をうろうろするはずです。
これが、僕らの脳の構造です。

脳は、

  • 「黄色い豚」というイメージ

  • 「OB」や「池」や「バンカー」

といった言葉を、一度イメージしたらなかったことにできないんですね。


つまり、

  • 「OBに行かないように」

  • 「池に入れないように」

  • 「左だけは絶対ダメ」

こういった言葉を繰り返すほど、
脳内ではOBや池のイメージが強くなってしまいます。

その結果、スイングや狙いが「避けたいもの基準」になってしまう。

  • OBを避けようとして、逆にOBに近づく

  • 池を避けようとして、意味のない安全方向に打ってしまう

こういうことが起きるのは、メンタルが弱いからではなく、
ただ脳の仕組みがそうなっているだけです。


「どこに・どんな球を打つか」を決めた時点で、ほぼ勝負がついている

じゃあどうすればいいのか。

答えはシンプルで、

避けたい場所ではなく、
「どこに・どんな球を打つか」を先に決めてから構える

これだけです。

  • どの高さで

  • どれくらいのカーブで

  • どの範囲に収まればOKなのか

これをざっくりでもいいので決めてから構えると、
今回のパー5の3打目のように、フィニッシュに“考えていたこと”がちゃんと出てくるようになります。

ミスがゼロになるわけではありません。
OBもゼロにはできません。

でも、

  • 「なんでこんなところに打っちゃったんだろう…」

  • 「打つ前に何も考えてなかったな…」

という“後悔の質”は、かなり減ります。

そしてこのレベル帯(90切り〜80台チャレンジのゾーン)では、
この「プランの質」が、スコアを左右する割合がどんどん大きくなっていきます。


「技術点はもう90点超え」問題

このあたりの話をすると、

「いやいや、自分はまだまだ技術が…」

とおっしゃる方が多いのですが、
数字だけを冷静に見ると、けっこう違う景色が見えてきます。

  • 1ラウンドでOBが3〜5発出ても、90台中盤で回る日がある

  • OBが少ない日は、80台後半になりそうな内容の日もある

  • シミュレーションではドライバーのボールスピードも伸びてきている

こういう方は、ティーショット〜セカンドまでの「技術点」は、90切りに対してすでに90点を超えています。

そこから先は、

  • どの位置から

  • どんなパットを打ちたいのか

を考えてから、グリーン手前のショットを打てるかどうかで、
スコアが変わってくるフェーズです。

パターの「フォーム」を熱心に練習する前に、

  • 3〜5mは「入れにいくことを考えてみる距離」

  • 10〜15mは「3パットだけは避けたい距離」

といった、自分なりの“ゲームの前提”を決めること。

そして、

その前提から逆算して、
「どこに乗せればいいか」を考えて打つ

ここを整えるだけでも、スコアのまとまり方はかなり変わります。


シミュレーション練習を“作業”で終わらせない工夫

インドアのシミュレーター練習は、とても便利です。

  • 距離も出る

  • スマッシュファクターも出る

  • コースも疑似体験できる

一方で、慣れてくると「作業化」してしまう危険もあります。

  • いつも同じコースを

  • いつも同じクラブで

  • なんとなく回ってしまう

これだと、
「球を打つのは上手くなるけど、ゴルフはあまり上手くならない」という状態になりがちです。

そこでおすすめなのが、
あえて“いつもと違うルート”で回る日をつくること。

例えば……

  • 400yくらいのパー4で、

    • 1回目はいつも通り ドライバー → ショートアイアン

    • 2回目は あえてUTでティーショット → 2打目ミドルアイアン

  • パー5では、

    • 「このホールは全部8番アイアンで行けるところまで行く」

    • 「1打目UT、2打目UT、3打目だけウェッジ」にしてみる

こうやって、
わざと条件を変えた時に「どれが自分にとって一番簡単に感じるか?」を体感する。

これも立派な「プランの練習」です。


今日からできる“プランゴルフ”の3つのポイント

最後に、今日からすぐにできることを3つにまとめておきます。


① 打つ前に、一言でいいので「どこに・どんな球か」を言語化してみる

  • 「フェアウェイ右サイドに、低めのドロー」

  • 「グリーン手前10yの花道に、少し高めに」

心の中でつぶやくだけでOKです。
これをやるだけで、フィニッシュの形が変わってきます。


② 「OBに行かないように」ではなく、「ここに打つ」という言葉を使う

  • 「左に行かないように」ではなく「右サイドのラフでOK」

  • 「池に入れないように」ではなく「池の手前20yの安全地帯に」

避けたいものではなく、打ちたい場所に言葉を向けること。
脳を味方につける、シンプルだけど強力なコツです。


③ シミュレーションでは、週に1回“いつもと違うルート”で回る日を作る

  • あえてUTスタート

  • あえて全部同じ番手で行けるところまで行く

  • いつもと全然違うクラブ構成で回ってみる

「自分にとって、どのルートが一番楽か?」
この発見が、そのままコース戦略の武器になります。


おわりに:スイングではなく「考え方」を整えたい方へ

スコアが100台→90台→80台と変わっていく時、
途中まではスイングの修正も役割を持ちます。

でも、あるラインを超えたところからは、

「どう打つか」だけでなく
「何を考えて打つか」

の比重が、ぐっと大きくなっていきます。

もし今、

  • 練習ではそこそこいい球が出る

  • シミュレーションの数値も悪くない

  • でも、スコアがもう一歩縮まらない

と感じているなら、
それは技術不足というより“プランのフェーズに入ったサイン”かもしれません。

オンライン・ミックスでは、

  • ラウンドの話

  • シミュレーションでのデータ

  • 練習動画

などをもとに、
「スイング」だけでなく「考え方」と「ゲームプラン」も一緒に整えていくお手伝いをしています。

興味があれば、また詳しくご紹介しますね。

今日のラウンドで、
1ホールだけでもいいので、

「どこに、どんな球を打つか」

を決めてから構えてみてください。
それだけで、いつもと違う感覚がきっと出てくるはずです。


ここまで読んで「考え方を整えるだけで、こんなに変わるのか」と感じた方へ。

僕がオンライン・ミックスでやっていることは、
まさに “今日の内容を、あなたのラウンドに合わせて一緒に作る作業” です。

  • 練習では良いのにコースで崩れる

  • OB・池があると途端に迷いが出る

  • プランを立てるのが苦手で、結局“その場の勘”で打ってしまう

  • シミュレーターの数字は良いのに、スコアにつながらない

もしそんな悩みがあるなら、
それは技術より「考え方」「狙い方」のフェーズに入り始めているサインです。

オンライン・ミックスでは、

  • ラウンドや練習動画のフィードバック

  • シミュレーション練習の使い方

  • コースでの“狙い方”の設計

  • スイングより「考え方」を整えるための伴走

を、月単位で継続してサポートしています。

短期のレッスンで“その場だけ良くなる”ではなく、
“自分で考えて、自分でスコアを作れるゴルファー”を目指すためのサービスです。

興味があれば、こちらで詳しく紹介しています:

コースで自然に打てる人がやっている「打った後の30秒ルール」

2025年11月7日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。

「練習場ではうまく打てるのに、コースだと別人みたいになる」
「まっすぐ飛ばしたい」「ちゃんと当てたい」と思うほど力んでしまう。

この“ギャップ”をどうにかしたい──そう感じている人は本当に多いです。

そして多くの場合、皆さんが思っているよりも、
原因はスイングではなく“時間の使い方”にあるんです。

今回は、オンライン・ミックス会員のKさんから届いたメールに返信した内容を基に書いていきます。


練習とコースをつなぐ最大の壁

練習場では、何も考えずにポンポン打てる。
ミスしても、すぐ次の球で修正できる。
でもコースでは、そうはいかない。

  • 打てるチャンスは1回だけ

  • 打つ前の“間”が長い

  • 結果がスコアに直結する

だから、同じスイングをしても、全く違うメンタル状態になります。
多くのゴルファーが“スイング”を変えようとしますが、
実際にはプレーのリズム設計を変えた方が早い。


ラウンド1打=3分間の「小さな世界」

1ラウンド18ホール、1打ごとに小さな世界があります。
それを4つの時間に分けて考えてみましょう。

  1. オフショット(OFF-SHOT)
     歩く・待つ・他の人のプレーを見る時間

  2. プリショット(PRE-SHOT)
     構えるまでの準備・狙い決定・ルーティン

  3. インショット(IN-SHOT)
     実際にスイングしている時間

  4. ポストショット(POST-SHOT)
     打った後の30秒間、結果を受け止める時間

この4つで、だいたい3分くらい。
スイングそのもの(③)はたった数秒。
つまりゴルフの9割以上は、“打っていない時間”です。


「打っていない時間」に何をしているか?

調子が良い人ほど、この“打っていない時間”の過ごし方が安定しています。

・歩くときに、ショットの反省を引きずらない
・前の人のプレーを見ながらも、自分をリラックスさせている
・次に打つ前、必要なことだけ考えている

逆に、調子を崩す人は、
歩きながらも頭の中で「なんで右に出たんだろう…」「次こそ真っすぐに…」と考え続けています。

思考が“前のショット”に縛られたまま、次を打ってしまう。
これでは同じミスを繰り返すのも無理はありません。


「打った後の30秒」を整えるだけで流れが変わる

ここで使えるのが、今回のテーマ──

「打った後の30秒ルール」

コースで起きる“乱れ”のほとんどは、切り替えの遅れです。
人間の脳は、感情を抱えたままでは次の集中モードに入れません。

だからこそ、打った直後の30秒間で“完結”させることが大切です。


「打った後の30秒ルール」実践ステップ

  1. 事実を整理する
     例:「7番アイアン、ピン左5ヤード」
     → まずは“何が起きたか”を客観的に言葉にします。

  2. 要因を1つだけ考える
     例:「アライメントがすぐ決まった」「風を読み切れなかった」
     → たった1つだけでOK。3つ考えると脳がオーバーヒートします。

  3. 感情をラベルづけする
     例:「嬉しい」「悔しい」「惜しい」
     → 感情に名前をつけて、深呼吸1回。これで完結。


たったこれだけで、次の1打に「余計な思考」を持ち越さなくなります。
これをやる人とやらない人では、後半の集中力に明らかな差が出ます。


「無心」を作る必要はない

「何も考えずに打てたらいいのに」
そんな言葉を聞くことがあります。

でも、“無心になろうとする”ほど、無心から遠ざかります。

本当に無心で打てている人というのは、
思考の整理と感情のリセットが自然にできている人です。

「整ったリズムの先に自然体がある」──これが本質です。


OFF-SHOTではあえて“ゴルフ以外”を考える

打った後の整理が終わったら、歩いている間は何も考えない時間を作りましょう。

たとえば:

  • 「次は昼ごはん何食べようかな」

  • 「このホール、風気持ちいいな」

  • 「芝の色がきれいだな」

そんな“どうでもいいこと”を考える時間が、実は脳のリセットを助けます。
これが自然とメンタルの波を小さくしてくれるんです。


プリショットは「生まれるもの」

多くの人が「ルーティンを作ろう」と頑張りますが、
本当の意味で機能するルーティンは**“生まれる”もの**です。

「ポストショットで整理」→「オフショットでリセット」→「プリショットで再集中」
この流れが安定してくると、プリショットの形は勝手に定まります。

順番を逆にして“形”から入ると、たいてい固まります。
まずは、後ろ(打った後)から整えていくのが自然な順序です。


ラウンドでの実践法:まず6ショットだけ

いきなり18ホール全部でやろうとすると、意識が散ります。
まずは1ラウンドの中で、6ショットだけ「打った後の30秒」を実践してみてください。

スコアカードの余白に、
「○:番手ジャスト」「×:右5y(狙い強気)」
と一言メモするだけでも十分です。

たったそれだけでも、プレーの流れが変わります。
後半で疲れにくくなり、ショットが安定し始めます。


練習場でもできる簡単ドリル

この考え方は、練習場でも試せます。
例えば──

  • 7球を1ホールと見立てて、毎回「打った後の30秒」を実施

  • 打点の場所を口に出して整理(「ややトウ寄り」「薄め」など)

  • 次の球を打つ前に深呼吸を1回

練習中でも、プレーの“リズム設計”は鍛えられます。


よくある落とし穴

反省を歩きながら続ける
→ 対策:30秒経ったら“帽子に触れる”など、自分なりの終了サインを作る。

原因を毎回変える
→ 対策:そのラウンド中は仮説を固定。検証は次の練習で。

プリショットを複雑にする
→ 対策:考えるのは「1つだけ」。残りは打った後に整理。


まとめ:「自然体」は時間設計の副産物

  • 無心は「目指すもの」ではなく「整った結果」

  • “打った後の30秒”が次のショットを決める

  • プリショットやルーティンは後からついてくる


今日のワンアクション

次のラウンドで、6ショットだけ“打った後の30秒ルール”をやってみてください。

たった6球でも、意識のリズムが変わり、
驚くほどプレー全体が落ち着きます。


スイングを変えなくても、
「意識の設計」を変えるだけで、結果は変わります。

それが“大人のゴルフ”を安定させるいちばんの近道です。


おわりに:プレーの「整え方」を、体感で学びたい方へ

今回お話しした「打った後の30秒ルール」は、
実際にやってみると、ラウンドの流れが見違えるほど変わります。

ただ、頭では理解できても、いざ現場ではなかなかうまく切り替えられない──
そんなときこそ、実際の映像やリアルなケースを一緒に振り返る体験が効果的です。

私のオンライン・レッスンプログラム
👉 オンライン・ミックス
では、あなたのショット動画をもとに、
「練習とコースをどうつなげるか?」を具体的に設計していきます。

一方的なアドバイスではなく、
一緒に“あなたのプレーリズム”を見つけていくスタイルです。

「練習場ではできるのに、コースで出ない」
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そんな方にこそ体験してほしい内容です。
初回のZoomセッションもありますので、気軽にチェックしてみてください。

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ピンは忘れよう!100切り90切りゴルファーのためのグリーンの狙い方

2025年10月8日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。

先日、Tさんとのセッションでとても印象的なことがありました。
Tさんはここ数ヶ月でショットが安定してきて、ユーティリティで130〜140ヤードを運べるようになり、8番アイアンも100ヤード前後で安定してきました。ショートコースでは「2打で乗せて2パット=ボギー」で回れる力もついてきています。

それでもスコアはなかなかまとまり切らない。理由はシンプルで、ピンに引っ張られたショット選択や、ロングパットの距離感のズレにありました。

このケースは「100切り90切りを狙う多くのゴルファー」にそのまま当てはまります。
だから今回の記事では、Tさんの学びをもとに 「100切り90切りゴルファーがやるべき狙い方の新常識」 を整理しました。


1. ピンを狙うから失敗する

僕らアマチュアは、グリーンを見た瞬間に「ピンを狙わなきゃ」と思ってしまいます。
でも実は、それがスコアを壊す原因になっています。

Tさんのラウンドでも、ピンを意識して打ったショットがことごとく罠に捕まりました。

  • ピンが奥に切ってあった → 力んで奥に外す

  • ピンのすぐ横にバンカー → 手前に落ちて砂地獄

  • 「寄せたい」気持ちで強く打ちすぎ → 大オーバー

つまり、ピンを狙う=リスクを増やす選択なんです。


2. 狙うのはピンではなく「ゾーン」

そこで僕が提案したのが 「Pin-Offターゲティング」。
やり方はこうです。

  1. ピンを無視する

  2. 自分が10回中8回は乗せられる “安全なゾーン” を先に決める

    • 奥行きが広い

    • バンカーや池が少ない

    • 左右のミスが致命傷にならない

  3. その帯に入れば合格。ピンの近くに寄ればラッキー。

この考え方に変えると、Tさんのショットは一気に安定しました。
結果として「無理な挑戦によるダボ」を避けられ、スコアが落ち着いてきたのです。


3. スコアのカギは「To-Greenを60台に」

Tさんのラウンドデータを見ると、ティーショットからグリーンに乗るまで(To-Green)の合計打数が75前後でした。
これでは、どんなにパットが頑張っても100切りは難しい。

100切りを狙うなら、パットではなく To-Greenを減らすことが最重要です。

  • 現状:75打

  • 目標:63〜69打

これを達成できれば、パットが36〜40でも合計スコアは100〜104に収まります。

👉 「To-Greenを60台に入れる」=100切りの目安 です。


4. ドライバーは「最大曲がり幅」を管理する

Tさんが悩んでいたのが「ドライバーの曲がり」。
真っすぐ飛ぶ時もあれば、大きく右へ曲がることもある。

ここで大事なのは、真っすぐ飛ばそうとしないことです。
代わりにやるべきは、自分の“最大曲がり幅”を把握すること。

例:

  • キャリー180ヤード

  • 横に30〜40ヤード曲がる

この幅を知っておけば、ティーグラウンドでその範囲ごと安全に収まる方向を選べます。
「最悪のミスでもOBにならない」 という安心感が生まれ、OBが激減します。


5. ロングパットは「大皿」に止めるだけ

Tさんがスコアを落としていたもう一つの原因はロングパット。
20mを超える距離で「寄せたい」と思って打つと、ショートやオーバーを繰り返して3パット…。

でも、ここで考え方を変えました。

  • カップを狙わない

  • カップを中心に半径1.5mの“大皿ゾーン”に止めるだけ

これを意識するだけで、Tさんのパットは一気に落ち着きました。
「入らなくてもいい」「止めればいい」と思えると、ストロークもリズムが良くなります。

ラウンド前の練習も、8m・10m・12mの距離感チェックだけでOKです。


6. 練習は「素振り→即1球」のループで

Tさんは練習でも「ただ数を打っている」ことが多かった。
そこで僕が提案したのは:

  1. 素振りで「どこで地面を擦るか」を意識

  2. すぐに1球打つ

  3. 結果を見てまた素振り

この小さなループを繰り返すと、感覚と結果がつながり、打点が安定します。
特にアプローチでは「少し手前から入れる」意識で、トップやダフリが減りました。


7. ショートコースは「自信の物差し」

Tさんは普段からショートコースにも通っていて、そこでの成長が大きな武器になっています。
9ホールをボギー中心でまとめられるようになったことが、自信につながりました。

ショートコースは100切り90切りを狙う人にとって最適な練習場です。

  • 100ヤード前後を打つアイアンの精度が身につく

  • 2打で乗せて2パット → ボギーが当たり前になる

  • 自分の「得意距離」を把握できる

スコアよりも **「To-Green合計」**をメモしてみてください。
これが60台に収まれば、本コースでも自然に100切りが見えてきます。


8. ラウンドチェックリスト(Tさん用)

ティーショット

  • ドライバーの「最大曲がり幅」を思い出す

  • その幅ごと安全に収まる方向を選ぶ

  • OBでなければ合格

セカンド以降

  • ピンは見ない、ゾーンを狙う

  • 10回中8回成功できる番手を選ぶ

グリーン周り

  • アプローチは「奥行きが広い帯」へ

  • ロングパットは“大皿”に止める

記録

  • ラウンド後に「To-Green合計」を必ずメモ(目標は60台)


まとめ

Tさんとのセッションから改めて見えたことは、100切り90切りはスイング改造ではなく「狙い方の工夫」で達成できるということです。

  • ピンは忘れて帯を狙う

  • To-Greenを60台に入れる

  • ドライバーは最大曲がり幅を管理する

  • ロングパットは大皿に止める

  • 練習は素振り→即1球で感覚と結果をつなげる

この5つを徹底するだけで、スコアは自然とまとまります。


最後に:あなたも「自分専用の狙い方」を作りませんか?

Tさんの成長は、「個別に合った狙い方」を一緒に考えたからこそ実現しました。

オンライン・ミックスでは:

  • あなたのラウンドデータや練習動画を共有

  • 数字と映像で「最大曲がり幅」や「狙える帯」を可視化

  • 次ラウンドの目標を一緒に設計

を通じて、最短で100切り90切りできるルートを作っていきます。

👉 オンライン・ミックス詳細はこちら

アプローチショットは“転がり”が9割!パッティング精度まで上げる練習法

2025年10月3日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。

ゴルフの練習で「上達を感じられる瞬間」って、とても大切ですよね。先日、ある生徒さんから練習場での映像を送っていただきました。最近ショットトレーサーを導入されたとのことで、その映像を見ていて僕自身もワクワクしました。

やっぱり球筋が目に見えて残ると、自分のイメージと実際の結果を照らし合わせやすくなるんです。これは僕が普段から強調している「練習を意味のあるものにする」ための大事な要素。単に数を打つだけでなく、**「今のショットはどういう球筋で、どんな意味があったのか」**がわかると、上達のスピードは大きく変わります。


ショットトレーサーで見えた理想のアプローチ

送っていただいた映像の中で、特に印象的だったのが50ヤード前後のアプローチショット。
キャリーは40ヤード前半、そこから転がって合計50〜56ヤード付近まで伸びていきました。

高さも中段道。高すぎず、低すぎず──まさに現場で使える実戦的なアプローチです。
しかも球筋はほとんど曲がらず、1ヤード程度の誤差しかない。インパクトがしっかりしていて、芯を食った感覚が映像からも伝わってきました。

こういうアプローチは本当に「ベーシック」。シンプルですが、だからこそコースで一番役に立つショットです。


「ふわっと上げる」アプローチの落とし穴

多くのゴルファーがやりがちなミスは、アプローチでボールを必要以上に高く上げようとすること。
もちろん、状況によっては高さが必要な場面もあります。でも、常に「ふわっと上げて止めよう」とする癖がつくと、インパクトが緩んでしまい、トップやダフリといった大きなミスを招きます。

今回の50ヤードのアプローチは、その逆。
高く上げすぎず、力感も抜けすぎず、コンパクトにインパクトが入っている。だからこそ、転がりまで含めて計算できる安定した球筋が出ているんです。


転がりがもたらす「グリーンを読むヒント」

ここからが面白いポイントです。
キャリーだけで止まるボールと、転がりを伴うボール。両者には大きな違いがあります。

キャリーでピタッと止まってしまうと、グリーンの傾斜を読み取る情報が残りません。逆に、キャリー+ランのアプローチを打てば、ボールが転がる軌道からグリーンの傾斜を確認できるのです。

例えば今回の映像では:

  • キャリー41ヤード、ラン10ヤード前後 → 傾斜を利用してパットのラインを考える材料になる

  • キャリー49ヤード、ほとんどランなし → ピンの手前で止まってしまい、ラインの情報が得にくい

同じアプローチでも、転がりをどう作るかで「次のパットに役立つかどうか」が変わります。これは実はスコアメイクに直結する考え方なんです。


練習のステップ:50ヤードを軸に

では、どうやってこの感覚を磨いていくのか。僕のおすすめは以下のステップです。

  1. まずは50ヤード前後を基準にする
     中弾道でキャリー40ヤード+ラン10ヤードをイメージ。芯で捉える感覚を掴む。

  2. 距離を短くしていく
     次に30ヤード、20ヤードと距離を縮めながら、同じ「緩まないインパクト」を意識。特にグリーン周りでは低めのアプローチを練習して、転がして寄せる感覚を養う。

  3. 距離を少し伸ばしていく
     70ヤードや80ヤードでも、50ヤードで掴んだイメージをベースに応用。距離が変わっても、芯を食ったインパクトと転がりを活かす考え方は共通です。

こういう順番で練習すると「アプローチの軸」がブレなくなります。


アプローチとパッティングの関係性

今回の映像を見て改めて感じたのは、アプローチとパッティングは繋がっているということです。
グリーンに乗せるまでがアプローチ、そこからがパッティング──そう分けて考えている方は多いのですが、実際には連続した一連の流れです。

アプローチの転がりを観察しながら「このラインは右に切れる」「下りは思ったより速い」といった情報を拾っていけば、次のパットに活かせる。つまり、アプローチが「パットの練習」になっているわけです。

もし「パットが最近イマイチだな」と感じている方は、アプローチから傾斜を読む意識を持ってみてください。きっとパッティングの精度も変わってきます。


まとめ:転がりを味方にする

  • 高く上げすぎないアプローチは実戦的でミスも減る

  • キャリー+ランのボールは、傾斜を読むヒントになる

  • 50ヤードを基準に距離を広げたり縮めたりして練習する

「アプローチの転がりを味方につける」──これだけで、パッティング精度もスコアの安定度も一段上がります。


オンライン・ミックスで「結果の出る練習」に変えよう

練習場では上手く打てても、コースに出ると結果がついてこない──そんな悩みを持っている方は本当に多いです。
理由はシンプルで、**「練習が実戦とつながっていない」**から。

オンライン・ミックスでは、あなたのスイング動画や練習映像をもとに、僕が直接フィードバックします。さらにZoomで課題や戦略を整理して、**「何を練習すればスコアが変わるのか」**を一緒に決めていきます。

こんなメリットがあります

  • 練習メニューに迷わなくなる

  • 自分では気づけないクセをすぐ修正できる

  • 「コースで使えるアプローチ」や「崩れない戦略」が身につく

  • 毎回のラウンドで学びを積み重ねられる

ただ球数を打つ練習から、**「結果の出る練習」**へ。
それがオンライン・ミックスの最大の価値です。

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「まっすぐ信仰」を捨てたらドライバーが安定した ─ Kさんセッション抜粋から学ぶ90切り戦略

2025年9月28日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。

今日は、東京のKさんとの実際のセッションから抜粋した内容をシェアします。
「ドライバーが安定しない」「いい日は完璧なのに、悪い日はどこに飛ぶかわからない」──まさに90切りを目指す方に多い悩みです。

Kさんとのやり取りの中で浮かび上がったのは、“まっすぐ”という幻想を捨てて、“平均球”で戦うこと。
この記事では、Kさんの気づきを例にしながら、90切りの人にとって必須の考え方と練習法を整理しました。


まっすぐの幻想が90切りを遠ざける

人間が曲面フェースで打つ以上、完全ストレートはごく稀。
世界のトッププロでさえ、ティーショットを「まっすぐしか打たない」という選手はいません。

Kさんも「フェードを打ちたい」「ドローを安定させたい」と試行錯誤されていましたが、私はこう伝えました。

「90切りの近道は“平均球”を見つけて、それに合わせること。まっすぐは基準にしない方がいいんです。」

“ちょっとのカーブ”はむしろ歓迎。わずかに曲がるからこそ狙いを調整できるのです。
まっすぐは調整幅ゼロで、運用が難しい。これはセッションの大きな気づきでした。


ロゴ時計ドリルで「面×軌道」を体感

セッションの中で効果があったのが、ボールのロゴを時計の角度に置くドリルです。

  • ロゴを「3:15」に置いて打つ

  • 「2:45」に変えて打つ

  • ロゴを隠して打ってみる

Kさんは数球ずつ打ちながら、出球の方向と曲がりの関係を記録しました。

「打点は悪くないのに右に出て曲がる」
「同じ感覚でもロゴの向きで出球が変わる」

これを体験したことで、出球=フェースの向き、曲がり=フェースと軌道の差が実感できるようになったのです。


ランダム化で“実戦の時間差”を再現

多くの方がやってしまうのが「ドライバーを連続で10球」練習。
しかしコースでは、ドライバーを打った後に5〜10分の時間差があります。

そこで提案したのが、
ドライバー → UT → PWを2球ずつループで回す方法。

Kさんも「PWを打ってUTを打って、またドライバーに戻ったときの感覚のズレがリアルに出る」と納得されていました。

練習場で上手くいくのに本番で崩れるのは、“時間差と番手差のギャップ”。
だからこそ、練習からコースに近づける必要があるのです。


コースでは4ホールで仮結論を出す

ラウンドでは、4ホール以内にその日の“平均球”を掴むことを勧めました。

14回のティーショットのうち、**8〜9回は“普通の球”**です。
極端に良い球・悪い球は外れ値。重要なのは大多数の“ふつう”。

  • 右に出て薄フェードが多い日

  • 左に出てドロー気味の日

これを早めに見極めてしまう。
あとは向き・番手・ティー高さを合わせるだけです。

Kさんも「今日はフェードが多いな」と気づいてから狙いを修正し、フェアウェイキープ率が上がったと話してくれました。


スタンス幅は一般論より“あなたのテンポ”

「ドライバーは広め、アイアンは狭め」という一般論はありますが、これはあくまで目安。
ティーグラウンドは排水勾配があるため、完全にフラットな場所はほぼありません。

そこでKさんには動画を2本撮って比べてもらいました。

  • 通常のスタンス幅

  • やや狭めのスタンス幅

結果、狭めの方がフィニッシュが楽に決まると気づきました。
一般論ではなく、自分のテンポに合うスタンスを選ぶことが正解です。


まとめ:90切りは“平均球の設計”で決まる

Kさんとのセッションを通じて改めて見えたのは、90切りはナイスショット探しではなく、平均球の設計で決まるということです。

  • まっすぐは幻想、カーブを味方にする

  • ロゴ時計ドリルでフェースと軌道の関係を体感する

  • ランダム化ループで実戦の時間差を再現する

  • 4ホールで仮結論を出して、その日の球に合わせる

  • スタンスは一般論ではなく、自分のテンポで決める

これを繰り返すことで、ドライバーの“良い日と悪い日”の差は小さくなり、90切りはぐっと近づきます。


オンライン・ミックスのご案内

今回の内容は、Kさんとのセッションの一部を抜粋して整理したものです。
「自分も平均球を早く掴みたい」「練習方法を具体的に設計してほしい」方には、オンライン・ミックスがお役に立てます。

  • 動画添削で面と軌道のズレを特定

  • ショットマーカーで打点ブレを可視化

  • ラウンド結果からあなた専用の平均球テンプレを設計

詳しくはこちらから

あなたの“ふつうの球”を武器に変えるお手伝いをします。

手術を終えて復帰。ホームコースでHDCP18を目指す挑戦!!

2025年9月22日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。

ゴルフをしていると「もう続けられないかもしれない」と思う瞬間があります。
ケガや手術、年齢による体力の変化。練習場では打ててもコースに出たら忘れてしまう。そんな経験、誰にでもあるはずです。

先日、僕のオンライン・ミックスに、手術を終えてHさんが帰ってきてくれました。
そして、新しく入会したホームコースでハンディキャップ18を目指すと宣言してくれたんです。

その姿を見て、僕自身も「整えればまだまだ伸びる」と強く確信しました。


手術からの復帰──再びクラブを握るまで

股関節に不調を抱え、ゴルフから離れざるを得なかった日々。
「もう18ホールは歩けないかもしれない」
「痛みが出たらどうしよう」
そんな不安を乗り越え、手術とリハビリを経て、再びコースに戻ってきました。

迎えた復帰ラウンド。
不安を抱えながらも、最後まで歩き切り、スコアは90台中盤。
「思った以上に振れる」
「体がスムーズに動く」
そんな手応えがあったそうです。

医師からも「ゴルフは制限しなくていい」と言われ、むしろ体の基盤を整えたことで以前よりヘッドスピードが上がった。
「まだやれる」と感じた瞬間でした。


オンライン・ミックスに帰ってきてくれた

復帰と同時に、その方は再びオンライン・ミックスに戻ってきてくれました。

「もう一度、本気で整えていきたい」
「伴走してもらえる安心感が欲しい」

ブランク後に一人で調整するのは難しい。体の感覚も変わっているし、練習場でできてもコースでは忘れてしまう。
だからこそ、動画を送り合い、練習を最小限で効果的にする仕組みが役立ちます。

復帰したらまたここで整えたい、と言っていただけたことはコーチとして何より嬉しい瞬間でした。


新しいホームコースでHDCP18を目指す

そしてもう一つ。
新しく入会したホームコースで、HDCP18を目標に掲げてくれました。

ホームコースを持つことは大きな意味があります。

  • 同じ舞台で繰り返し挑戦できる

  • 苦手なホールを徹底的に研究できる

  • 「修行の場」と「楽しむ場」を分けて取り組める

ハンディ18は決して簡単ではありません。ですが「ここで整える」と決めたことで、練習にもラウンドにも一貫性が生まれます。


道具で不安を消す──新しいパターが武器に

復帰後に導入した新しいパターが、大きな支えになりました。
最新のカウンターバランス設計で、ストロークが安定しやすく、腰や背中にも優しい。

その結果、36ホールを回って3パットがゼロ。
これだけでゴルフが楽になり、自信が大きく変わったそうです。

道具は単なる「物」ではなく、不安を消し、自信を支える強力なパートナーです。


練習場ではできるのに、コースで忘れる

課題はやはりここにあります。

  • ドライバーが天ぷらやペラになる

  • アプローチがショートやトップになる

  • 練習場でできても、コースでは忘れてしまう

これは多くのゴルファーがぶつかる壁。

解決のカギは、家で5分の習慣です。


家でできる“5分練習”

  1. 打点マット素振り
    同じ場所を擦れるか。音と落下点を毎回そろえる。

  2. 1ヤードアプローチ
    短い動きで「チョン」と打つ。トップやダフリを減らす感覚作り。

  3. 切り返しドリル
    左脇や左腰をトリガーにして、当てに行かない動きを反復する。

これならボールを打たなくてもOK。
毎日5分で、コースで“忘れない体”を作れます。


情報に振り回されない

YouTubeやSNSで情報を追いすぎて、混乱してしまう方も多いです。
大切なのは3つ。

  1. 今の自分に関係ある情報だけを見る

  2. 論理で説明できる人を信じる

  3. 「自分の理論だけが正しい」と言い切る人は避ける

情報を整理し、余計な不安を減らすことも再現性を整える大切な一歩です。


コースで外す基準を持つ

ハンディ18を目指すには「外していい場所を基準にする」ことも重要です。

  • グリーン奥はNG、手前はOK

  • 左に池、右はラフなら右に外して良い

  • 林に入ったら、出すことだけに集中

こうしたルールを持つだけで、大叩きを防ぎ、スコアが安定します。


整えれば、まだまだ伸びる

手術を終えてオンライン・ミックスに帰ってきた。
新しいホームコースでハンディ18を目指す。

その挑戦の姿から、僕自身も勇気をもらいました。

「整えれば、まだ伸びる」
これは年齢に関係なく、誰にでも当てはまります。


オンライン・ミックスのご案内

僕の提供している 「オンライン・ミックス」 は、まさにこうした方のための仕組みです。

  • 家でできる練習を習慣化する

  • 自分に合った“トリガー”を見つける

  • コースで忘れない再現性を作る

  • ホームコースでハンディを整えていく

そんな伴走を、オンラインで提供しています。

👉 詳細はこちらをご覧ください:
オンライン・ミックス案内ページ


✦ 手術を終えて戻ってきた方も、
✦ 新しいホームコースで挑戦する方も、
整えていけば、まだまだ伸びます。

その一歩を、一緒に踏み出しましょう。

Tさんとのセッションから学ぶ──アプローチ上達の本質「落とす場所と強さ」

2025年9月7日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。

先日のオンラインセッションは、大阪のTさん。最初は「雨どうでした?」なんて雑談から始まったのですが、話が進むうちに、ゴルフの本質に直結するテーマに入り込みました。

キーワードは「落とす場所」「強さ」「角度」。
この3つをどう扱うかで、アプローチの成否がほぼ決まります。


Step 1:横幅を知る──トウとヒールの管理

まず取り組んだのは「門ドリル」。
ボールを2つ並べて「ゲート」を作り、その中央をクラブが通るようにスイング。

  • 最初は広め

  • 慣れたら少しずつ狭める

これで「打点の横幅=トウ寄りかヒール寄りか」を管理できます。Tさんも「スイングらしくなってきた」と実感。まさに“当てるだけ”から“振りの中で当たる”への変化です。


Step 2:前後を決める──落下点のコントロール

次は前後のコントロール。

  • ボール手前に落とす

  • 直下に落とす

  • ボール直前に落とす

これを自分で選び、1球目の強さを「コピー」するように繰り返します。

なぜこれが重要か?
コースでは 地面の硬さ が毎回違うからです。

  • 硬ければクラブは弾みやすい

  • 柔らかければ潜りやすい

この条件変化に対応できる人が、アプローチで強いんです。


Step 3:“強さ”とは何か──跳ね返りの正体

「強く打つ/弱く打つ」というのは、実は単純な力加減ではありません。

本質は ヘッドスピード × 入射角 → 跳ね返りの強さ。

  • ゆっくり落とせば跳ね返りは弱い

  • 速く落とせば跳ね返りは強い

  • 浅い角度なら滑る

  • 深い角度なら強く弾む

練習場の人工マットは条件が一定。だからこそ「跳ね返りライブラリ」を作るには最適です。


トップとダフリは紙一重

Tさんが「ピッチングで左に曲がることが増えた」と相談してくれました。

僕の答えはシンプル。

「悪い傾向ではありません。大事なのは“どのくらい曲がるか”を知ることです」

トップやダフリも同じ。

  • ボールの上を打つトップ

  • 地面に弾んでトップするケース

どちらもナイスショットと紙一重です。だから「種類を見極め、幅を把握する」ことが先決。


順番を守ることが“最短ルート”

僕が強調したのはこの順番です。

  1. 打点(トウ/ヒールの横幅)

  2. ダフリ・トップ(前後の落下点と強さ)

  3. フェース向き(飛び出し方向)

ここまでは「当て方」。これが安定すれば90台前半には入れます。

その先で初めて「入射角」や「スピン量」を気にする。順番を飛ばすと、遠回りになります。


クラブ選びにも直結する話

セッションでは「飛び系アイアン」の話にも。

飛び系は「ロフトが立っていて低重心」だから飛びます。
でもその代償は 止まらない こと。

ゴルフは「止めるゲーム」。だから止めやすいクラブ(適正ロフト+高重心)を選ぶことが、結果的にスコアメイクの近道になるのです。


今日からできる練習メニュー

  1. 門ドリル(横幅管理)

    • ボールを2つ並べ、中央を擦る。

  2. 落下点ドリル(前後管理)

    • 手前/直下/直前にヘッドを落とす。

  3. 強さドリル(跳ね返り管理)

    • 同じ位置でスピードを変え、跳ね返りの強さを体感。

  4. 記録する

    • ショットマークで打点を確認

    • 曲がり幅をメモして平均値を把握


実際のTさんの気づき

セッションの最後にTさんが言った言葉が印象的でした。

「傾斜の打ち方を聞いてみようと思ってましたが、まずは平地で落とす位置と強さをコントロールできないと、傾斜の練習も意味がないですね。」

まさにその通り。
平地で当て方を掴む → そこから傾斜対応へ進む。
この順番を守れば、練習の遠回りは一切ありません。


おわりに──“当て方”が9割

大阪Tさんとのやりとりを通して改めて確信しました。

ゴルフは「当て方」が9割。

  • 打点を安定させ

  • 落下点を選び

  • 強さを理解する

この順番を守るだけで、余計な悩みが消えていきます。

飛距離よりも、まず当て方。
今日の練習から、ぜひ取り入れてみてください。


一人では気づきにくいことも

今回のように「打点」「落下点」「強さ」をテーマにした話は、練習場で一人でやっているとなかなか気づきにくい部分です。

だからこそ オンライン・ミックス という形で、

  • 日々の練習動画を送り合いながら

  • 実際のラウンドでの課題もシェアしながら

  • 必要なときにオンラインで直接セッションもできる

そんな“伴走型の学び方”を提供しています。

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ドライバーでヒールに当たる…?ミスを味方につける大人の練習法

2025年9月3日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。

今回は、Nさんからいただいたご相談をベースに記事を書いてみます。テーマは「ドライバーでのヒールヒット」。
「脇を締めればいいのか?」「腰をもっと回すべきか?」といった悩みを持つ方は多いと思いますが、実はそこに“考え方の落とし穴”があります。


ラウンドで出る「ヒールヒット」という現実

ラウンド中、ドライバーの芯に当たらず、ほんの少しヒール寄りに当たってしまう…。
これは多くのゴルファーが経験していることです。

芯を外すと飛距離は落ちるし、方向性も乱れます。ラウンド後には「またヒールだ」「やっぱり脇を締めないと」と、自分の体の動きを責めがちです。

でも本当に大事なのは「ヒールヒットをゼロにすること」ではなく、**「ヒールに当たったときにどんな結果が出るかを把握していること」**なんです。


クラブ選びも「試してみる」から始めよう

まず余談ですが、クラブの相談を受けたときによくお伝えしているのは「レンタルで試してみましょう」ということ。

ユーティリティでもドライバーでも、シャフトの硬さやヘッドの重さによって感触は大きく変わります。カタログスペックを見て選ぶより、実際に数種類を打ってみる方が早い。

最近はレンタルサービスも充実しているので、「合うクラブ」を効率よく見つけたいなら、まずは借りて打ってみる。これが一番コスパの良い選択です。


スイングの要点:「切り返しからフィニッシュまでの流れ」

Nさんの練習動画を拝見して、改めて強調したいのが「切り返しと腰の回転」。

  • 切り返しは急がずスムーズに

  • 腰の回転を止めずに、フィニッシュまで流す

この2つを意識するだけで、動き全体が自然につながりやすくなります。逆に、どこかで動きが止まったり、急に速くなったりすると、打点のバラつきが増えてしまいます。


「脇を締める」は一つの方法に決めなくていい

ヒールに当たると「脇をもっと締めたら?」と思う方は多いです。もちろんそれも一つの方法ですが、実は「脇を締める」にも複数のアプローチがあります。

  • 自分で意識的にギュッと締める

  • 腰や肩の回転スピードを上げた結果、自然に腕が締まる

  • 他の動きの流れに任せて、受動的に締まる

つまり、「脇を締める」という現象は必ずしも“自分で締めようとする”ことだけではありません。

そして重要なのは、一つの正解に決めなくていいということです。
日によって違う感覚が出るのは当たり前。その中で「今日はこうすると締まる」「昨日はこうだったけど今日は違う」と気づきを積み重ねることの方が、長期的には上達につながります。


ミスをゼロにするのは不可能

ここで強調したいのは、ヒールヒットを完全になくすのは不可能だという事実です。

プロでもミスヒットは出ます。大事なのは「出たときにどうなるか」を知っておくこと。
例えば:

  • ヒールに当たると、ターゲットから右に10〜15ヤード流れる

  • 巻き込むと、左に15〜20ヤード寄ってしまう

このように「どのくらいズレるのか」を把握しておけば、コースでの判断が大きく変わります。


フェアウェイの幅と“許容ミス”

フェアウェイの幅はだいたい35〜40ヤード。
ターゲットの真ん中から±15ヤードならまだセーフです。

でも20ヤード以上曲がると、ラフやバンカーに入る確率が一気に上がります。
つまり「自分のミスは±何ヤードなのか」を知っていれば、そのズレを前提に狙い方を調整できるわけです。

これは「ナイスショット病」から抜け出す大きな一歩でもあります。


練習場でやるべきこと

ヒールヒットを完全に消すより、次のような練習をしてみてください。

  1. 番手を変えても確認
     ドライバーだけでなく、アイアンやユーティリティでも打点の傾向を確認する。

  2. ネットまで届かない番手でズレ幅を観察
     6番アイアンなどで「左右どのくらいズレるか」を見やすくする。

  3. “日替わりメモ”を貯める
     「今日はこの動きで脇が締まった」「今日はこうするとヒールが減った」という感覚を記録していく。

大切なのは「今日の正解を探す」のではなく、「いろんなバリエーションを貯めておく」ことです。


大人のゴルフに必要な考え方

若い頃のゴルフは「ナイスショットを追い求めること」が楽しいかもしれません。
でも大人のゴルフでスコアを安定させるには、**「ミスを前提にした準備」**が欠かせません。

ヒールヒットを完全に消そうとするのではなく、
「ヒールに当たったらこうなる」
「この幅ならまだセーフ」
と知った上でコースを回る。

これがスコアを守る最短ルートです。


まとめ

  • ヒールヒットはゼロにできない

  • 「脇を締める」には複数の方法がある

  • 練習場では「ミスの幅」を把握することが大事

  • フェアウェイの幅を基準に“許容ミス”を知る

完璧なショットを追うより、「ミスを味方につける」。
これこそが、効率的で自由な“大人のゴルフ”に近づく練習法だと思います。


✅ もしこの記事を読んで「自分のミス幅をまだ把握できていない」と感じた方は、ぜひ練習でチェックしてみてください。
✅ さらに詳しい考え方や実践法は、僕のオンラインセッションでもお伝えしています。

右ドッグレッグの短いチャンスのパー4で考える「逃げの選択肢」

2025年8月28日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。


ラウンド中に出会う“見た目はチャンス”なホール

想像してみてください。

あなたは今、350ヤード前後の右ドッグレッグのパー4のティーグラウンドに立っています。
右サイドには林が続き、グリーン手前には大きなバンカー。ピンはフェアウェイの先にわずかに見えるけれど、その間には「ここだけは入れたくない」という罠がはっきりと存在しています。

「ドライバーで思い切って攻めればバーディも狙える」
「いや、ユーティリティで刻んで確実にパーを拾うべきか」

同伴者は迷わずドライバーを手に取り、豪快にスイング。ところが少しフェースが開いて右の林へ…。
次の人はユーティリティで安全に、と思ったのにフックが強く出てバンカーに一直線…。

あなたの番になった時、頭に浮かぶのは「どうすればこのホールを無難に乗り切れるか?」という問いです。

一見、攻めればチャンスに見えるホール。
でも実際には、ちょっとしたズレで「最難関のバンカーショット」が待っている。
こういうシチュエーションは、ラウンド中に何度も出てきます。


一番避けたいのは「30〜40ヤード残るバンカー」

このホールで最も避けたいのは、グリーン手前のバンカーです。
しかも「絶妙に届いてしまう距離」で入ると、残るのは30〜40ヤード。

この距離のバンカーショットは、プロでも簡単ではありません。

  • フルスイングできないため距離感が難しい

  • クリーンに入ればホームラン、ダフれば砂遊び

  • 奇跡的に出てもピンに寄せるのは至難の業

結果はどうなるか。
「バンカー → オーバー → アプローチ → 2パット」
あっという間にダボ、トリの可能性が高まります。

そして怖いのは“スコア”だけではありません。
ミスをきっかけに気分が落ち込み、次のホールでもリズムを崩す。
これがラウンド全体の流れを壊してしまうんです。

だからこそ、まず考えるべきは 「ここにだけは残さない」 という一点です。


調子の良い日だけを前提にしない

理想はもちろんあります。
ユーティリティでまっすぐ打って、軽いフックで花道に残し、そこから寄せてパー。

Kさんから送ってもらった練習動画でも、1球目や3球目は本当にお手本のような内容でした。

しかしゴルフは練習場と違って「毎回ベストショットが出るわけではない」スポーツです。
ラウンドに出れば、必ず「今日は曲がる日」「当たりが薄い日」があります。

だからこそ、**調子が悪い日でも戦える“逃げのショット”**をあらかじめ準備しておく必要があるんです。


練習しておきたい“逃げの2パターン”

ここで今回ぼくが勧めたのは、次の2つのオプションです。

1. ユーティリティで右に逃がす

  • 狙いはバンカーの真ん中

  • フェースを少し開き、軽いスライス気味でもOK

  • 右のラフに行っても次が打てれば合格

「右に行ってもいい」という安心感があると、無駄な力みが消えます。
その心理的余裕こそ、安定したショットを支えてくれるのです。

2. 8番アイアンでバンカー手前に刻む

  • あえてバンカーに届かないクラブを選ぶ

  • 残り40〜50ヤードのアプローチを前提にする

  • 難しい状況を避け、普通のアプローチで勝負する

多くの人は「刻むとチャンスがなくなる」と思いますが、実際には逆。
「絶対に入れてはいけない場所」を避けられることが、スコアを守る最善策になります。


ピン位置によって変わる戦略

戦略を選ぶとき、ピン位置は無視できません。

  • ピンが中央〜手前
     → 刻んでも十分寄せワンを狙える。安全策が正解。

  • ピンが左の奥
     → バンカー越えが残るので、ユーティリティで右に逃がした方が次が楽。
     → ラフに残っても、正面から攻められる状況の方がはるかに有利。

つまり大事なのは、**「ピンを直接狙わない勇気」**です。
常にベストショットを期待するのではなく、ナイスショットが出なくてもスコアを守れる位置に置くこと。
これが“期待値ゴルフ”の考え方です。


ラウンド中によくある心理

実際のラウンドで、こんな気持ちになったことはありませんか?

  • 「せっかくここまで来たんだからピンを狙いたい」

  • 「刻むと負けた気がする」

  • 「仲間の前で安全策を取るのは恥ずかしい」

でも、その“見栄”や“欲”こそがスコアを崩す最大の原因です。
ぼくが見てきた生徒さんも、Kさんも、多くが同じように「刻んでおけばよかった」と振り返ります。

逆に、逃げのオプションを準備していた人は迷いません。
迷わずショットに集中できるので、結果的に再現性も高まります。


まとめ:逃げのオプションが余裕を生む

今回のKさんのショットはとても良いものでした。
しかしさらに余裕を持ってプレーするためには、「逃げの選択肢」を持っておくことが大切です。

  • ユーティリティで右に逃がす

  • 8番でバンカー手前に刻む

この2つを練習に取り入れるだけで、ラウンド中の安心感はまるで違ってきます。

調子が悪い日でも「逃げの練習をしてある」という安心感があるだけで、大叩きを防ぎ、スコアを安定させられるはずです。


👉 あなたも普段のラウンドで「逃げ方」を準備していますか?
もしまだ自信がないなら、ぜひ オンライン・ミックス で一緒に整理してみましょう。
あなたのよく行くコースや得意クラブに合わせて、具体的な“逃げのオプション”を設計していけます。

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