こんにちは、室屋修一です。
今月は少し、いつもと違う形で記事を書いてみようと思います。
オンライン・ミックスに、スコアが140くらいだった頃から一緒にやっている会員さんがいます。
そこから少しずつスコアも良くなってきて、最近は110前後。先日のラウンドでは109でした。
まだ100を切ったわけではありませんが、いよいよ次は100切りを目指していこうか、というところまで来ています。
先日、この方とZoomでラウンドの振り返りをしていたんですが、その中で「140くらいだった頃と比べると、ずいぶんゴルフが変わってきたな」と思うことがいくつもありました。
なので9月は4回ほど、この方とのZoomで話したことをもとに、140くらいから100切りが見えてくるまでに何が変わってきたのか、そしてここから何をやっていくのかを書いてみようと思います。
同じくらいのスコアでゴルフをしている方には、参考になることもあるんじゃないかと思います。

110から109。スコアだけならほとんど変わっていない
少し前のラウンドが110で、今回が109でした。
これだけを見ると1打しか変わっていません。
でも、スコアカードを見ながら話を聞いていると、僕にはかなりゴルフが変わってきているように見えました。
本人も「半年くらい前と比べると、状況判断が少しできるようになってきた気がします」と話していました。
例えば以前なら、少し難しいライからでもウッド系のクラブを持って前へ行こうとしていたところで、今は無理をしなくなってきた。
グリーンを狙えるくらいの距離になっても、UTで打ったらバンカーに入る可能性が高そうなら、8番アイアンくらいで手前の花道まで運んで、そこからアプローチすればいいと考えられるようになってきたそうです。
面白いのは、ものすごく飛距離が伸びたわけでも、急にスイングがきれいになったわけでもないことです。
ここ半年くらいやってきたことも、切り返しの練習をしたり、素振りをしたり、ショットマーカーで打点を確認したりと、基本的にはそれまでの延長です。
それでも、コースでやっているゴルフは少しずつ変わってきています。
大きなミスが減ると、考える余裕ができる
本人に「どうして状況判断ができるようになってきたと思いますか?」と聞いてみたら、OBや大きなミスが減ってきたことが大きいんじゃないか、と話していました。
これはなるほどなと思いました。
ティーショットでOBを打ったり、セカンドでチョロして10ヤード、20ヤードしか進まなかったりすると、どうしても次の一打で取り返したくなります。
少しでも遠くへ行きたいし、できれば一気にグリーンの近くまで行きたい。
そうすると、難しいクラブを持ったり、本当なら狙わなくてもいい場所を狙ったりして、さらにもう一つミスが重なることがあります。
僕もラウンドレッスンをしていると、こういう場面は何度も見てきました。
ところが、大きなミスが少しずつ減ってくると、ミスショットをしてもそれなりに前には進むようになります。
すると次のボールのところへ行ったときに、「さて、ここからどうしようか」と考える余裕が出てくる。
今回のZoomでも、「少しでも遠くへ、遠くへという意識が減ってきた」という話が出ていました。
これは単純にスイングが良くなった、というのとは少し違う上達だと思います。
同じ109でも、中身は同じではありません
ゴルフを続けていると、練習しているのになかなかスコアが変わらない時期があります。
109、105、また108、106。
こんな感じで同じようなところを行ったり来たりしていると、「最近あまり上手くなってないな」と感じることもあると思います。
でも、こういうときにスコアだけを見てしまうと、実際には起きている変化を見落としてしまうことがあります。
例えば140くらいを打っていた頃には、ティーショットで大きなミスをして、その次も上手くいかず、グリーンの近くまで行く間にかなりの打数を使っていたかもしれません。
そこからティーショットの大きなミスが減ってくれば、今度は普通にセカンドショットを打つ機会が増えます。
セカンドやサードが少しずつ良くなってくれば、アプローチを打つ機会が増える。グリーンに乗る回数が増えてくれば、今度はパット数が目立ってくることもあります。
つまり、トータルのスコアがあまり変わっていなくても、どこで打数を使っているかは変わっていくんですよね。
僕はラウンドの内容を見るとき、この「打数の分布」がどう変わってきたかを結構大事にしています。
半年前とは、困っている場所が変わってきた
今回のラウンドもそうでした。
少し前までは、まずOBや大きなミスを減らしていくことが大きな課題でした。
そこが少しずつ良くなってきたので、今度はセカンドやサードショットで、いかに早くアプローチできるエリアまでボールを運ぶか、というところが気になるようになってきています。
今回も、OBをしていないのに8打かかった短めのパー4がありました。
ティーショットで大失敗したわけではありません。
ただ、その後のショットで少しずつ打数を使ってしまった。
本人もスコアカードを見ながら、「100ヤード以内に行くまでに結構時間がかかっているんですよね」と話していました。
これも僕は、そんなに悪いことだとは思っていません。
以前はティーショットの話をしていたのに、今は「どうやって100ヤード以内まで運ぼうか」という話をしているわけですから、困っている場所が一つ先に進んだとも考えられます。
そうなると、当然これから練習することも少し変わってきます。
その辺りは次回、もう少し詳しく書いてみようと思います。
スコアより先に変わるものがある
この方とは140くらいだった頃から一緒にやってきました。
なので僕からすると、今回の109は単純に「31打少なくなった」というだけではないんですよね。
OBが減ってきた。
大きなミスも減ってきた。
ミスをしたあとに取り返そうとすることも少なくなってきた。
危険な場所があれば、無理にグリーンを狙わずに別の場所へ運ぶことも考えられるようになってきた。
そして今は、ティーショットよりも、その先のショットをどうやってアプローチにつなげていくかという話をしています。
まだ100は切っていません。
もしかしたら、ここからしばらく110前後や105前後を行ったり来たりする時期もあるかもしれません。
でも、僕はこの時期をそんなに悲観する必要はないと思っています。
スコアが同じでも、そこでやっているゴルフまで同じとは限らないからです。
もし最近、練習しているのにスコアがあまり変わらないと感じているなら、少し前のラウンドを思い出してみてください。
どこでOBを打っていたのか。どこで大きなミスをしていたのか。グリーンの近くまで何打くらいかかっていたのか。そして今は、どんなミスで打数を使っているのか。
比べてみると、スコアにはまだ出ていない変化が見つかるかもしれません。
ゴルフの上達って、スコアが良くなるより少し前から始まっていることもあるんじゃないかと思います。










