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現在の場所:ホーム / 4KEYS 4 BETTER GOLF / ゴルフスイングの「基礎」と「基本」って、そもそも何?

ゴルフスイングの「基礎」と「基本」って、そもそも何?

2025年6月11日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。

ゴルフのスイングにおいて「基礎が大事だ」「基本に立ち返れ」とよく言われます。でも、そう言われて指導される内容はというと──

  • 「グリップはこう」

  • 「肩はここまで回して」

  • 「インサイドから下ろすべし」

  • 「クラブフェースはスクエアに」

……といったように、指導者によって言うことがバラバラです。

しかも、それぞれの理論が「これが正解です」とばかりに断言されると、受け取る側はどんどん混乱してしまう。

でも実は、これらの指導ってほとんどが例外だらけの方法論なんです。
つまり、「こうした方がうまくいきやすいよ」という“傾向”の話であって、絶対的な原理ではない。

そこで僕は、2006年にレッスンの仕事を始める時、本質的にブレない「基礎」と「基本」の定義が必要だと思うようになりました。


目次

  • ✅ 「基礎」と「基本」はまったく別物
  • ✅ 多くの理論が“混乱”を生む理由
  • ✅ 芯を食うスイングは「形」ではなく「土台」で決まる
  • ✅ ゴルフの本質は「当てること」ではなく「再現できること」
  • ✅ インパクトの質を支える「基礎3原則」
  • ✅ 「基本」は、フェースの向きと打点の一致
  • ✅ 練習では「形より感覚」を育てよう
  • ✅ まとめ:再現性のある“ナイスインパクト”を目指そう
  • 🪄 最後に|「再現性のあるナイスインパクト」を、自分のものにするために
  • 🎁『基礎と基本──ゴルフスイングの“本質”を見失わないために』

✅ 「基礎」と「基本」はまったく別物

僕の定義はこうです。

基礎とは:テンポ、タイミング、バランス
基本とは:振りたい速さで、当てたいところに当てて、飛ばしたい方向にフェースを向けること

もう少し分解すると:

  • テンポ:速すぎても、遅すぎても、スイングの再現性が落ちる

  • タイミング:リズムの中でどこで力を出すか。クラブを「走らせるタイミング」や「切り返しの間」。テークバックのスタートのタイミング、切り返しのスタートのタイミング、インパクトのタイミング。

  • バランス:軸がぶれていたり、足元が不安定だと、どんな理論も台無し

この3つは、どんなスイング理論にも共通する土台です。

そしてその土台の上で成立するのが「基本」=インパクトの実現条件です。

たとえば:

  • 速く振っても当たらなければ意味がないし、

  • 芯に当たってもフェースがズレていればスライスになる

つまり、「基本」というのは「どんなスイングであってもここは外せない条件」のこと。


✅ 多くの理論が“混乱”を生む理由

世の中にあるレッスン動画や雑誌記事の多くが、実は「手段」を「目的」のように語っています。

たとえば:

  • 「シャローに下ろそう」=手段

  • 「インパクトで芯に当たる」=目的

でも、スイングプレーンをシャローにしても、芯に当たらなければ意味がありません。

しかも、ある人にとってはシャローが良くても、別の人にはフラットすぎてミスになることもある。

だから僕は、あらゆる技術を「再現性の高いインパクトを得るためのツール」として位置づける視点を大事にしています。


✅ 芯を食うスイングは「形」ではなく「土台」で決まる

よく「プロみたいに振りたい」「動画で見たあの形を真似したい」と言う人がいます。でも、僕のレッスンを受けた人にはこう言います。

「その形を真似して、ちゃんと当たりますか?」

大事なのは、“どんなふうに見えるか”じゃなく、“どう当たっているか”。

そして芯を食える人たちは、例外なく「テンポ・タイミング・バランス」が優れています。
実際、YouTubeで活躍しているコーチたち(僕も含めて)を観察してみてください。みんなたった2〜3球で芯に当て、さらに2〜3球で狙った方向にも飛ばせるんです。

それはなぜか?

「インパクトの感覚」が内側にあるからです。


✅ ゴルフの本質は「当てること」ではなく「再現できること」

ここが本当に大事なポイントです。

  • ナイスショットが打てた → 一発芸

  • 何度もナイスショットが出る → スキル

この「再現性」を生むのが、「基礎」と「基本」です。

「スイングプレーンやポジションは個人差があるが、インパクトの質は誰にとっても最重要である」と言うことですね。

つまり、“どう振るか”ではなく“どう当たるか”に集約されるということ。


✅ インパクトの質を支える「基礎3原則」

では、そのインパクトを再現するために必要なのは?

それが「テンポ」「タイミング」「バランス」です。

これは筋トレでも、ピアノでも、ランニングでも、あらゆる分野で共通する“動作の土台”。

そしてこの3つは、見える化しにくいぶん、意識的にトレーニングしないと育ちません。

でも例えば、テンポ練習の定番「3:1比率」(バックスイング3、ダウンスイング1)は、何十年も前から現代に至るまで、多くのトッププレーヤーに共通するリズムです。

また、タイミングとバランスは「プレッシャーがかかった場面」になると一気に崩れる。

だからこそ、「形」より「テンポとタイミング」を整える練習が大切なのです。


✅ 「基本」は、フェースの向きと打点の一致

じゃあ“基本”って何なの?という話ですが、これはズバリ、

当てたい場所に、フェースを向けた状態で、適度な速さで当てること

これだけです。

  • どんなに形がキレイでも、打点がズレれば方向も距離も出ない

  • どんなに芯で当たっても、フェースがズレていれば曲がる

つまり、「打点」と「フェース向き」の2つが整ったインパクトこそが、基本の完成形。

だから、レッスンで“基本ができてるか?”をチェックするときは、

  1. 芯で当たっているか(スプレーやショットマーク)

  2. 打ち出し方向が思った通りか(スタートラインの一致)

この2つを見るだけで、ほとんど判断がつきます。


✅ 練習では「形より感覚」を育てよう

ゴルフは“感じるスポーツ”です。
でも現代は“見た目重視”になりすぎています。

  • 動画でスイングを見て、違いを気にして

  • スロー再生して、自分のトップを比べて

  • 「プロと同じ形にしなきゃ」と悩んでしまう

でも、それで当たるようになりますか?

むしろ逆で、「感覚の土台」がない人が形を変えても、ミスが増えるだけなんです。

だから僕はレッスンでも、まずはこう言います。

「どんな形でもいいので、“芯で当たったときの感触”を覚えましょう」

それが自分の「感覚基準」になるからです。


✅ まとめ:再現性のある“ナイスインパクト”を目指そう

ゴルフにはたくさんの理論があります。
でもそのどれもが、「インパクトを整えるための方法論」にすぎません。

「この形が正解」ではなく、
「この当たりが正解」であることを忘れずに。

そのための僕の定義を、もう一度まとめます。

✅ 基礎 = テンポ・タイミング・バランス
✅ 基本 = 振りたい速さで、当てたいところに当てて、飛ばしたい方向にフェースを向ける

この定義に立ち返るだけで、
スイングの迷いはぐっと減り、「自分の感覚を信じられるように」なります。

あなたのゴルフが、もっと楽に、もっと安定してくることを願っています。

🪄 最後に|「再現性のあるナイスインパクト」を、自分のものにするために

ここまでお読みいただきありがとうございます。

「基礎」や「基本」といった言葉に惑わされず、
自分にとって“再現できる当たり”を育てていく──

この視点を持つだけで、
あなたのスイングづくりや練習の質は、これから間違いなく変わっていくと思います。


でも同時に、こんなふうに感じた方もいるかもしれません。

  • 「自分のスイングで“再現できてない”のは、どこなのか?」

  • 「テンポ・タイミング・バランスって、どうやって整えればいいの?」

  • 「自分が“何を練習すべきか”が、やっぱりよくわからない…」

そんな方に向けて、今回お話しした内容をベースにした【無料講座】を用意しました。


🎁『基礎と基本──ゴルフスイングの“本質”を見失わないために』

👉詳しくはこちらからご覧いただけます👇

自分のゴルフに「どこから手をつければいいか?」を知るための、最初の一歩として、ぜひお役立てください。

カテゴリ4KEYS 4 BETTER GOLF

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