こんにちは、室屋修一です。
「いや〜、最近よく練習してるんですけど、なかなかスコアに繋がらなくて…」
こんな声、レッスンでもよく聞きます。
練習場では毎回100球、200球と打ち込んでる。
それなのに、本番になるとスコアが変わらない。いや、むしろ悪くなってる気さえする…。
これ、実は**“球数信仰”の落とし穴**にはまっている可能性があります。
■ 球数を打てばうまくなる…は本当か?
確かに、たくさん打てば感覚も良くなるし、調子も整った気になりますよね。
でもそれは、**“同じ環境で同じことを繰り返しているだけ”**かもしれません。
実際のコースでは、毎回ライも風も状況も違います。
にもかかわらず、毎回フラットなマットの上で同じ番手を機械的に振っているだけでは、“再現性”はあっても“対応力”が身につかないんです。
■ 意味ある練習に変える3つの要素
では、どうすれば“意味ある練習”になるのか?
カギはこの3つです。
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目的:「今日は何を身につけるために打つのか?」
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意図:「1球ごとに、どんな球を打ちたいのか?」
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チェック:「それが本当に実現できているか?」
この3つがあれば、10球でも1球でも、練習は“濃く”なります。
■ 再現性ではなく「対応力」を育てよう
実は、スコアが安定しているゴルファーほど、「再現性」よりも「対応力」を意識しています。
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ライが悪いときにどう打つか
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プレッシャーがかかったときにどんな判断をするか
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うまくいかなかった時に、すぐにリカバリーできるか
これらは、球数ではなく**“考えながら打つ練習”の中でしか鍛えられません。**
■ 今日からできる小さな工夫
たとえば、練習場でこんなルールを1つ決めてみてください。
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「次の1球、ドローでグリーンの左サイドを狙う」と決めて打つ
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ショット後に「うまくいった理由/うまくいかなかった原因」を言語化する
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10球打つごとに「自分への評価メモ」を残す
たったこれだけで、“ただ打つ練習”が“上達する練習”に変わってきます。
■ PDF講座を用意しました
練習に悩んでいる方のために、
僕が普段実際に指導している内容をまとめたPDF講座を無料でご用意しました。
意味ある練習を始めるのに、完璧な知識も、高価な機材もいりません。
必要なのは、「なぜ打つのか?」という問いを忘れないこと。
それだけで、あなたの練習の価値は10倍になります!