こんにちは、室屋修一です。
「同じスイングを毎回やろうとしてるんですけど…」
って言われること、多いんです。
でも僕は、こう返します。
「いや、それは無理です」って。
…そうじゃないです?
だって、コースって毎回ライも風も違いますよね。
練習場みたいに平らじゃないし、同じクラブでも全然違う当たり方になるんです。
どうでしょうか?想像つきましたか?
だから、完璧に同じスイングを目指すより、
多少ズレても結果が出る“許容範囲”を作るほうが安定します。
この方が本番では強いんですよ。
僕のレッスンでも、たまにこの許容範囲を広げる練習をします。
たとえば、わざと足場を不安定にして打つとか、
傾斜のライから10球連続で打ってみるとか。
…ちょっと面白そうじゃないですか?
これ、やってみるとわかるんですけど、
「打点が多少ズレても曲がらないスイング」になっていきます。
結果、コースに出たときに“いつもの練習場と違う”っていう焦りがなくなるんです。
そうなったら強いと思いませんか?
じゃあ僕らはどうするか…答えはもうわかりますよね?
スイングの再現性を追うより、許容範囲を広げる練習が“本番に強いゴルフ”への近道なんです。