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室屋修一 "ShuichiMuroya.com"

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室屋修一のゴルフレッスンで大切にしていること

スイングだけでなく、ゴルフ全体を見直すレッスン

こんにちは、室屋修一です。

僕は2006年からゴルフのレッスンを始め、これまでさまざまなレベルの方の上達をお手伝いしてきました。

ゴルフのレッスンというと、スイングを見てもらい、悪いところを直してもらうものを想像される方が多いかもしれません。最近では、スマートフォンで撮影したスイング動画を送って、オンラインでアドバイスを受けることも珍しくなくなりました。

もちろん、僕のレッスンでもスイング動画を確認しますし、必要であれば技術的な改善方法もお伝えします。

ただ、僕がレッスンで最初に考えるのは、スイングのどこを直せばいいのか、ということだけではありません。

例えば、ドライバーのスイングに気になる部分があったとしても、実際のラウンドではドライバーでそれほど困っていないかもしれません。反対に、スイング動画を見る限り大きな問題がなくても、コースでのクラブ選択や狙いどころによって、余計な打数を使っていることもあります。

また、練習場ではそれなりに打てるのに、コースでは思うようにいかない。毎週練習しているのに、何年も同じようなスコアが続いている。こうした悩みの原因も、必ずしもスイングだけにあるとは限りません。

だからこそ、僕はスイング動画だけでなく、普段のラウンドや練習の内容も確認しながら、今のゴルフで何が起きているのかを整理することから始めています。

僕がレッスンで改善したいのは、スイングそのものではなく、その方のゴルフです。

このページでは、そんな僕のレッスンの考え方と、実際にどのように上達に取り組んでいるのかをご紹介したいと思います。

1. ゴルフ上達には、基本となるサイクルがある

僕がレッスンで大切にしているのが、この「ゴルフ上達のサイクル」です。

まず、今の自分のゴルフがどのような状態なのかを確認する。そして、次の目標を決め、その目標に向けて必要なことを整理する。実際の練習やラウンドで試してみたら、その結果を振り返り、次に取り組むことを考える。

こうして書いてみると、ごく当たり前のことに感じるかもしれません。

でも、実際には現在地や目標が曖昧なまま、練習内容だけを次々に変えている方も少なくありません。

例えば、ドライバーが右に曲がったから、次の練習ではドライバーを修正する。アプローチでダフったから、今度はアプローチを練習する。

もちろん、それが必要なこともあります。ただ、そのミスが本当にスコアを悪くしている主な原因なのか、ということは別に考える必要があります。

今の自分に必要なことがわからないまま練習を続けていると、練習場では上手くなったように感じても、なかなかスコアには結びつかないことがあります。

僕は、練習内容を決める前に、まず今のゴルフを整理することが大切だと考えています。

2. レッスンは、ラウンドの話から始める

僕のレッスンでは、いきなりスイングを直すことから始めるとは限りません。

まずお聞きするのは、最近のラウンドでどのようなことが起きているのか、ということです。

スコアはいくつだったのか。どんな場面でミスが出たのか。何がうまくいって、何がうまくいかなかったのか。

こうした話を伺いながら、今のゴルフの状態を整理していきます。

その際によく使っているのが、スコアを4つの項目に分けて振り返る方法です。

  • TEE SHOT: 各ホールのティーショット
  • SHOT: セカンドショット以降、グリーンまでの50ヤードより長いショット
  • SHORT: グリーン外からの50ヤード以内のショット
  • PUTT: グリーン上でのパット

一般的なスコアカードには、ホールごとのスコアとパット数が記録されていることが多いと思います。

それだけでも参考にはなりますが、スコアが悪かった理由を考えるには、もう少し情報が欲しいところです。

例えば、同じ95というスコアでも、ティーショットで何度もペナルティを受けている方と、グリーン周りで余計な打数を使っている方とでは、取り組むべきことが違います。

また、アプローチの打数が多かったとしても、その原因がアプローチの技術だけにあるとは限りません。ひとつ前のショットで難しい場所に外してしまい、そこから寄せるのが難しくなっていた可能性もあります。

だから、4つに分類した数字を見るだけでなく、その数字になった理由まで考えるようにしています。

スイングを直す必要があるのか。それとも、クラブ選択や狙いどころを変えた方がいいのか。

こうしたことを判断するためにも、僕はラウンドの話からレッスンを始めています。

3. 今の自分から、次の目標を決める

現在地がわかったら、次に考えるのは目標です。

僕はスコアの段階を考えるとき、108・99・90・81という数字をひとつの目安にしています。

これは、パー72のコースで18ホールをプレーした場合、次のようなスコアの組み合わせになります。

  • 108: 18ホールすべてダブルボギー
  • 99: ダブルボギー9ホール、ボギー9ホール
  • 90: 18ホールすべてボギー
  • 81: ボギー9ホール、パー9ホール

こうして考えてみると、それぞれの目標で必要なゴルフが、少しイメージしやすくなるのではないでしょうか。

例えば、100切りを目指す方であれば、すべてのホールでパーを取る必要はありません。ボギーとダブルボギーを中心にプレーしながら、大きなミスを減らしていくことでも、100切りは十分に狙えます。

90切りを目指す方であれば、18ホールすべてボギーで90ですから、どこかでパーを取ったり、ダブルボギーを減らしたりすることで、80台が見えてきます。

もちろん、実際のラウンドで毎ホール同じようなスコアになるわけではありません。バーディーを取るホールもあれば、トリプルボギーを打つホールもあるでしょう。

大切なのは、理想的なプレーを18ホール続けることではなく、今の自分がどのくらいのスコアを、どのようなプレーの組み合わせで作れるのかを理解することです。

例えば、平均スコアが110前後の方と、90前後の方では、スコアを良くするために優先したいことが違ってきます。

110前後の方であれば、大きなミスやペナルティを減らすことが、スコアに大きく影響するかもしれません。

一方、90前後の方であれば、普段のショットの精度だけでなく、グリーンを狙うときの判断や、ミスをした後のプレーが重要になってくることもあります。

ここで大切なのは、目標スコアにふさわしい理想的なスイングを作ることではありません。

今の実力で、次のスコアを出せる可能性を高めるには何が必要なのか。

そのように考えることです。

また、目標を決めるときには、普段の練習やラウンドの頻度も考慮します。

毎週ラウンドできる方と、月に1回しかラウンドできない方では、同じ3ヶ月でも経験できることが違います。

無理に練習量を増やすのではなく、ご自身の生活の中で取り組めることを考えながら、現実的な目標を設定していきます。

4. スイングだけでなく、4つの視点からゴルフを考える

ゴルフがうまくいかないとき、多くの方はスイングに原因を探します。

ボールが右に飛べばフェースの向きを気にする。ダフれば体重移動を見直す。

もちろん、こうした技術的な改善が必要な場合もあります。ただ、コースで起きている問題のすべてが、スイングの問題とは限りません。

僕は普段、ゴルフを主に4つの視点から考えています。

期待値:どのくらいの結果を期待するのか

例えば、7番アイアンで150ヤード飛ぶことがあるからといって、毎回150ヤード飛ぶとは限りません。

普段は135〜145ヤードくらいのショットが多いのであれば、それを前提にクラブ選択や狙いどころを考えた方が、結果が良くなる可能性があります。

ナイスショットを基準にするのではなく、自分の平均的なショットを理解すること。これは僕がとても大切にしている考え方です。

戦略:どこを狙い、どうプレーするのか

グリーンの右側に深いバンカーがあるのに、右端に切られたピンを直接狙う。

もし、そのショットが少し右に曲がったら、難しいバンカーショットが残るかもしれません。

もちろん、ピンを狙うことが悪いわけではありません。ただ、自分のショットの精度を踏まえて、どこを狙うのが適切なのかを考える必要があります。

良いスコアを出すためには、良いショットを打つことだけでなく、ミスが出た場合にどうなるのかまで考えることが大切です。

練習:今の自分に必要なことを練習しているか

効率の良い練習方法を教えてほしい、という質問を受けることがあります。

ただ、僕は誰にでも当てはまる特別な練習方法があるとは考えていません。

今の自分に必要なことが明確になっていて、それを改善するための練習ができている。それが、効率よく練習できている状態なのだと思います。

練習場で何球打ったかよりも、その練習が実際のラウンドとどう結びついているのか。そこを大切にしています。

メンタル:ミスが出たときにどう考えるか

ゴルフでは、どれだけ練習してもミスショットを完全になくすことはできません。

大切なのは、ミスをしないことだけではなく、ミスが出た後にどうプレーするかです。

例えば、ティーショットを曲げてしまった後、無理にグリーンを狙ってさらに難しい状況にしてしまう。

こうした場面では、スイングの技術よりも、次のショットをどう判断するかが重要になることがあります。

ミスを必要以上に引きずらず、今の状況でできることを考える。そうした判断も、スコアを安定させるために必要な技術のひとつだと思います。

この4つの視点は、それぞれ独立しているわけではありません。

期待値が変われば戦略も変わりますし、戦略が変われば必要な練習も変わります。

だからこそ、ひとつの問題だけに注目するのではなく、ゴルフ全体を見ながら改善することを考えています。

5. 練習とラウンドをつなげ、結果を見直す

ここまで整理できたら、実際の練習やラウンドで試していきます。

ただ、僕のレッスンでは、一度にたくさんのことを変えようとはしません。今の自分にとって優先順位の高いことを、まずは1つか2つに絞って取り組んでもらうことが多いです。

例えば、ティーショットでペナルティが多い方であれば、次のラウンドではクラブ選択や狙いどころを見直してみる。

グリーンを狙うショットで難しい場所に外すことが多い方なら、ピンではなくグリーンの広い場所を狙ってみる。

そして、ラウンドが終わったら、その結果を確認します。

スコアが良くなったかどうかも大切ですが、それだけではありません。

取り組んだことが実際にできたのか。判断が変わったことで、次のショットが打ちやすくなったのか。以前より大きなミスが減ったのか。

そうした内容も振り返ります。

うまくいったことは続ければいいし、思うようにいかなかったことは、また原因を考えてみる。

この繰り返しが、最初にご紹介したゴルフ上達のサイクルです。

僕は、ゴルフが上手くなってきた方ほど、特別なナイスショットが増えるだけでなく、普通にプレーできるホールが増えているように感じます。

以前なら大叩きしていた場面を、ボギーやダブルボギーで収められるようになった。難しい状況で無理をせず、次のショットが打ちやすい場所を選べるようになった。

こうした変化も、立派な上達です。

ベストスコアは、いつ更新できるかわかりません。でも、普段のゴルフの内容が少しずつ良くなっていれば、その先にスコアの変化も期待できると思います。

6. 自分のペースで、長くゴルフに取り組む

ゴルフに使える時間は、人によって違います。

週に何度も練習できる方もいれば、月に数回しかクラブを握れない方もいます。仕事や家庭の都合で、しばらくラウンドに行けない時期もあるでしょう。

僕は、すべての方が同じ練習量や同じペースで上達する必要はないと考えています。

もちろん、目標によっては一定の練習量が必要になります。ただ、限られた時間の中でも、今の自分に必要なことを整理して取り組むことはできます。

僕が目指しているのは、毎回のレッスンで新しいスイングの知識を増やすことではありません。

ご自身のゴルフを理解し、コースで起きたことを振り返り、次に何をすればいいのかを少しずつ自分でも判断できるようになることです。

そのために、必要なことを一緒に考え、練習やラウンドの結果を確認しながら、長い目で上達に取り組んでいきたいと思っています。

7. オンライン・ミックスでは、実際にどんなことをするのか

ここまでご紹介してきた考え方をもとに、現在はオンラインを中心とした継続レッスン「オンライン・ミックス」を行っています。

オンライン・ミックスは、毎回新しいスイングの知識を増やすためのレッスンではありません。普段の練習やラウンドで起きていることを確認しながら、今の自分に必要なことを整理し、実践と見直しを繰り返していくレッスンです。

まずは、今のゴルフを知ることから

最初に、現在の平均スコアや目標、練習・ラウンドの頻度、普段感じている悩みなどを伺います。

そして、必要に応じてスコアカードの記録方法や、練習中に確認してほしいことなどをお伝えします。

例えば、先ほどご紹介した4分割スコアカードもそのひとつです。

普段のスコアカードに少しだけ記録する項目を増やして、ティーショット、ショット、アプローチ、パットに何打使っているのかを確認できるようにします。

最初から完璧に記録する必要はありません。まずはできるところから始めてもらい、少しずつご自身のゴルフを振り返る材料を増やしていきます。

練習では、実際に何が起きているのかを確認する

練習の様子を動画で撮影して送っていただくこともあります。

また、ショットマーカーを使って、クラブフェースのどこにボールが当たっているのかを確認し、その写真を送っていただくこともあります。

例えば、ドライバーが右に曲がるという悩みがあったとしても、原因がいつも同じとは限りません。

フェースの向きやクラブの動きだけでなく、打点の位置によってボールの飛び方が変わることもあります。

そこで、スイング動画だけではなく、実際の打点も確認してみるわけです。

「なんとなく右に飛ぶ」という感覚だけだったものが、写真や動画を使うことで、もう少し具体的に整理できるようになります。

こうした観察は、慣れてくるとご自身でもできるようになっていきます。

送っていただいた内容を、僕が動画でフィードバックする

ラウンドの報告や練習動画、ショットマーカーの写真などを送っていただいたら、その内容を確認し、僕から動画でフィードバックをお返しします。

そこでは、単にスイングの良いところや悪いところを指摘するだけではありません。

今のゴルフで何が起きているのか。どこを改善するとスコアにつながりやすいのか。そして、次の練習やラウンドでは何を試してみるといいのか。

そうしたことを、できるだけ具体的にお伝えしています。

例えば、スイングを大きく変えるよりも、まずは打点を確認しながら練習してみた方がいい場合もあります。

あるいは、ショットの技術よりも、コースでの狙いどころを変えた方がいい場合もあります。

大切なのは、送っていただいた情報をもとに、今の自分に必要なことを見極めていくことです。

次の練習やラウンドで試して、また振り返る

フィードバックを受けたら、次の練習やラウンドで実際に試していただきます。

そして、うまくいったことや、思うようにいかなかったことを、また報告していただく。

その結果をもとに、次の取り組みを考えていきます。

毎回の練習で新しい課題を増やす必要はありません。同じテーマに何週間か取り組むこともありますし、ラウンドの結果によって優先順位が変わることもあります。

こうして、観察して、考えて、実践して、見直す。

最初にご紹介した「ゴルフ上達のサイクル」を、普段の生活の中で繰り返していくのが、オンライン・ミックスの基本的な進め方です。

自分のゴルフを、自分でも理解できるようになる

僕がこのレッスンで大切にしているのは、毎回僕から答えを受け取ることだけではありません。

スコアカードを記録したり、ショットマーカーで打点を確認したりするうちに、会員さん自身が以前よりも自分のゴルフを客観的に見られるようになる。

「今日はスイングがおかしかった」という感想だけでなく、「今日はティーショットでペナルティが多かった」「アイアンの打点がヒール寄りに集まっていた」といったように、実際に起きていることを整理できるようになる。

そうなれば、練習の内容も、ラウンド中の判断も少しずつ変わっていきます。

レッスンを受けることだけでなく、自分のゴルフを自分で整えられるようになること。

僕は、そこもゴルフ上達の大切な一部分だと考えています。

オンライン・ミックスの詳しい内容や受講方法については、案内ページをご覧ください。

最後に

今の自分のゴルフを理解すること。次に必要なことを整理すること。そして、練習とラウンドをつなげながら、少しずつ上達していくこと。

僕のレッスンでは、これからもこうした考え方を大切にしていきたいと思っています。

このページが、ご自身のゴルフを見直すきっかけになればうれしく思います。

室屋修一

スイングを変えずにスコアを安定させる考え方を、無料のメール講座でまとめています。 無料レッスンを受け取る(全10通)

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