こんにちは、室屋修一です。
9月は、スコアが140くらいだった頃から一緒にやってきて、現在100切りが見えてきたオンライン・ミックスの会員さんとのZoomセッションをもとに記事を書いています。
前回は、140くらいだった頃と今の109では、スコア以上にゴルフの中身が変わってきた、という話を書きました。
OBや大きなミスが減ってきたことで、無理に取り返そうとすることが少なくなり、コースの中で状況を見ながら次のショットを考えられるようになってきた。
では、ここから100を切っていくために何を練習していくのか。
今回Zoomでスコアカードを見ながら話していて、次の課題として見えてきたのが、セカンド、サードショットでした。

100ヤード以内に行くまでに、何打かかっているか
今回のラウンドでは、OBをしていないのに8打かかっている短めのパー4がありました。
ティーショットで大きな失敗をしたわけではありません。
本人も振り返りながら、「100ヤード以内に行くまでに結構時間がかかっているんですよね」と話していました。
これは100切りを考えるときに、結構大事なところだと思います。
100を切ろうと思うと、どうしてもドライバーをもっと飛ばしたいとか、アイアンをもっと真っすぐ打てるようにしたいとか、そういうことを考えやすいと思います。
もちろん、それも上手くなればいい。
ただ、実際のラウンドでは、ティーショットを打ったあとにもう一度、場合によってはもう二度、グリーンへ近づけるためのショットを打つことになります。
そこで大きなミスをせず、なるべく早く100ヤード以内、あるいは50ヤード以内までボールを運べるか。
100切りが見えてきたくらいの人には、この部分の方がスコアに影響することもかなり多いと思います。
150ヤードを2回打てるより、130ヤードを8回打てる方がいい
例えば残り150ヤード。
上手く当たれば150ヤード飛ぶクラブがあったとしても、10回打って2回しかそのショットが出ないとしたら、コースではなかなか使いにくいですよね。
それよりも、少し短いクラブで130ヤードくらいを10回中8回打てるなら、僕ならそちらを使うことを考えます。
20ヤード手前に残ったとしても、次はそこから打てばいいからです。
100切りを目指している段階では、150ヤードを一発で乗せられることより、セカンドやサードで大きなミスをせずに、次に打ちやすいところまでボールを運べることの方が大事な場面はたくさんあります。
これは「刻みましょう」という話とも少し違います。
短いクラブを持って安全に打てばいい、というだけではなくて、自分がある程度の確率で距離を出せるクラブを作っておく、ということです。
ドライバー以外にも「距離を稼ぐクラブ」が必要になる
今回の会員さんの場合、7番ウッドやユーティリティ、アイアンなどを使って、セカンドやサードをどうつないでいくかがこれからのテーマになってきます。
ティーショットの大きなミスが減ってきたからこそ、その次のショットを打つ機会が増えてきたんですよね。
そこで毎回、難しいクラブで一番遠くまで飛ばそうとする必要はありません。
例えば7番ウッドならこのくらい、ユーティリティならこのくらい、8番アイアンならこのくらい。
それぞれのクラブで「ナイスショットしたら何ヤード」だけではなく、ある程度の確率でこのくらい運べる、という距離が分かってくると、コースでの選択肢が増えてきます。
前回の記事でも書いたように、この方は最近、UTで打つとバンカーに入る可能性がありそうな場面で、8番アイアンを使って手前まで運ぶ、という判断ができるようになってきました。
グリーンに乗らなくても、次に打ちやすいところまで行けばいい。
こういう考え方と、自分がある程度の確率で打てるクラブが組み合わさってくると、ゴルフはかなり楽になってきます。
100切りの練習は、ドライバーだけではない
練習場へ行くと、どうしてもドライバーをたくさん打ちたくなると思います。
もちろんOBが多い人なら、まずそこを減らすことは大事です。
ただ、OBが以前より減ってきて、ティーショットがある程度前へ行くようになってきたのであれば、練習の比重も少し変えていい頃かもしれません。
次に考えたいのは、そのボールをどうやってアプローチできるところまで持っていくか。
そのために、自分にとって130ヤードくらいをかなりの確率で運べるクラブは何なのか。150ヤードならどうなのか。多少当たりが悪くても、それなりに前へ進んでくれるクラブはどれなのか。
こういうクラブを何本か作っていく。
100切りを目指す練習というと、何か特別なドリルを探したくなるかもしれませんが、実際にはこういう地味なところがかなり効いてきます。
140くらいだった頃には、まずOBや大きなミスを減らすことを考えていました。
そこが少しずつ良くなってきた今は、その次のショットをどうつないでいくかを考えている。
これも、上達していくと練習することが変わっていく一つの例だと思います。
そして次回は、ラウンドで見つかったミスを、普段の練習にどう持ち帰るかという話を書いてみようと思います。