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現在の場所:ホーム / レッスン / オンラインレッスン / ゴルフ歴40年の僕が、もし最初からやり直すならやらない5つのこと

ゴルフ歴40年の僕が、もし最初からやり直すならやらない5つのこと

2026年7月9日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。

先日、情報交換をしてある海外のゴルフコーチとはなしていたら、

「もし今の知識を持ったままゴルフを最初からやり直せるなら、何を変えるか?」

という話になりました。

話していて笑ってしまったのは、お互いに考えていることがほとんど同じだったからです。

ゴルフを始めて40年近く。

プロを目指した時期もありましたし、アメリカで学んだ時期もありました。

そしてコーチとして20年近く、プロを含め多くのゴルファーを診てきました。

そんな今、

「もし最初からやり直せるなら何をするだろう?」

と考えると、意外にも答えはシンプルです。

もっと練習することではありません。

もっとスイング理論を勉強することでもありません。

むしろ、ゴルフとの付き合い方を変えると思います。

若い頃の僕は、とにかく練習していました。

時間があれば練習場へ行く。

雑誌を読む。

レッスン書を読む。

新しい理論を試す。

当時はそれが上達への近道だと思っていました。

でも振り返ると、ずいぶん遠回りをしていたと思います。

たくさん努力していたのに結果が出ない。

練習しているのにスコアが変わらない。

そんな時期が長くありました。

今思うと、努力が足りなかったわけではありません。

努力する方向が少し違っていたんです。

今日は、もし僕がゴルフを最初からやり直せるなら意識したいことを5つお話ししたいと思います。

目次

  • 1. 練習量と上達は別物だと知る
  • 2. 正しい情報をもっと早く学ぶ
  • 3. プロのゴルフを基準にしない
  • 4. バーディではなくダブルボギーと戦う
  • 5. コースで学ぶ時間を増やす
  • では、明日のゴルフで何をするか
  • なぜ一人では気づきにくいのか

1. 練習量と上達は別物だと知る

昔は、

「頑張った人が上達する」

と思っていました。

もちろん努力は必要です。

でもゴルフは少し厄介なゲームです。

間違ったことを100回練習すると、その間違いが上手になるだけです。

練習場で何百球打っても、コースに行くと同じミスが出る。

そんな経験はありませんか?

僕も何度もありました。

今ならまず、

「何が起きているのか」

を調べます。

スライスなのか。

引っかけなのか。

ダフリなのか。

なぜそのミスが起きたのか。

そこを理解してから練習します。

練習場に行った回数ではなく、問題を解決した回数が上達につながる。

今ならそう考えます。

2. 正しい情報をもっと早く学ぶ

僕がゴルフを覚えた頃と今では、スイングに関する情報が大きく変わっています。

昔は正しいと思われていたことが、今では違うと分かっているものもあります。

だからこそ、

球がどう飛んだのか。

なぜそう飛んだのか。

を理解することが大切です。

多くのゴルファーは結果だけを見ています。

右に曲がった。

左に飛んだ。

トップした。

ダフった。

でも本当に見るべきなのは原因です。

良いコーチの価値は、スイングを教えることではありません。

問題を診断することです。

病院と同じです。

診断が間違っていたら、どんな治療をしても治りません。

ゴルフも同じです。

3. プロのゴルフを基準にしない

テレビのゴルフは罪深いと思っています。

プロは150ヤードからベタピンにつけます。

長いパットを決めます。

林の中から奇跡のようなショットを打ちます。

それを毎週見ていると、知らないうちに基準がおかしくなります。

グリーンを外しただけで失敗。

3パットしたら最悪。

ボギーでガッカリ。

でも本当にそうでしょうか。

例えば90切りを目指すゴルファーなら、18ホールすべてボギーでも90です。

ボギーは失敗ではありません。

むしろ計画通りです。

僕自身、自分のレベルにとってのナイスショットを理解してから、ずいぶん楽になりました。

イライラも減りました。

そして不思議なことに、スコアも良くなりました。

実際、会員さんの中にも

「今日は全然ダメでした」

と言いながらスコアカードを見せてもらうと、いつもより良いスコアで回っていることがあります。

話を聞いてみると、

ドライバーが曲がった。

アプローチをミスした。

短いパットを外した。

だからダメだったと思っている。

でも実際にはOBもなく、大きなミスもなく、しっかりボギーペースで回れているんです。

本人の評価と、実際の結果が一致していない。

これはアマチュアゴルファーによくあることです。

だからこそ、自分の感情ではなく、スコアカードを見る習慣が大切だと思っています。

4. バーディではなくダブルボギーと戦う

スコアを良くしようとすると、ついバーディを増やそうとしてしまいます。

でも実際には逆です。

多くのアマチュアゴルファーは、バーディが足りないのではなく、大叩きが多すぎます。

林から無理に狙う。

池越えに挑戦する。

ピンを直接狙う。

結果としてダブルボギーやトリプルボギーになる。

スコアはヒーローショットで良くなるより、災害を減らすことで良くなります。

だから僕ならまず、ダブルボギーとの戦いを始めます。

以前、ある会員さんのスコアカードを一緒に見たことがあります。

その方は

「ショットが安定しないんです」

と悩んでいました。

でも数字を見てみると、問題はショットではありませんでした。

18ホールのうち、

トリプルボギー以上が4ホール。

残りはほとんどボギーだったんです。

つまり、18ホールすべてを良くする必要はなかった。

たった4ホールの大叩きを減らすだけで目標スコアに届く状態でした。

上達というと何か特別なことをしなければいけない気がします。

でも実際は、

大きなミスを1つ減らす。

それだけでスコアは驚くほど変わることがあります。

5. コースで学ぶ時間を増やす

練習場で良い球が出ると、

今日は調子が良いと思います。

でも翌日コースに行くと、

1番ホールでチョロ。

アプローチをダフる。

3パットする。

そんなことが起きます。

昔の僕は、

「せっかく昨日あんなに良かったのに」

と思っていました。

でも今なら分かります。

練習場とコースは別競技です。

コースには傾斜があります。

風があります。

プレッシャーがあります。

スコアがあります。

だから本当の学習はコースで起きます。

上達したいなら、練習場でボールを打つだけではなく、コースで失敗する経験も必要です。

その失敗の中に、上達のヒントがたくさん隠れています。

では、明日のゴルフで何をするか

ここまで読むと、

「結局何をすればいいの?」

と思うかもしれません。

もし僕が今からゴルフを始めるなら、まずはこんなことから始めます。

ラウンドしたらスコアだけで終わらせない。

OBはいくつだったか。

3パットはいくつだったか。

ダブルボギー以上はいくつだったか。

まずは自分がどこでスコアを失っているのかを知ります。

練習場では、ただ気持ちよくボールを打つだけで終わらせない。

今日は何を改善するのか。

どんなミスを減らしたいのか。

テーマを一つだけ決めて練習します。

コースではナイスショットの数ではなく、大きなミスの数を数えます。

バーディを狙うより、ダブルボギーを減らすことを考えます。

そして何より、自分に期待しすぎないことです。

アマチュアゴルファーはミスをするものです。

僕もします。

だからミスをなくそうとするのではなく、ミスと付き合う方法を覚える。

その方がずっと現実的です。

ゴルフは完璧を目指すゲームではありません。

限られた実力の中で、どうやってスコアを作るかを楽しむゲームです。

もしこの記事を読んで何か一つだけ持ち帰るなら、

次のラウンドではナイスショットを増やそうとするのではなく、

「どうすれば大きなミスを減らせるだろう?」

と考えてみてください。

それだけでも、ゴルフの見え方は少し変わるはずです。

なぜ一人では気づきにくいのか

ちなみに、オンライン・ミックスで僕が最初にやるのもスイング改造ではありません。

まず見ているのは、

どんなミスが出ているのか。

どこでスコアを失っているのか。

何に期待しすぎているのか。

です。

多くの場合、本人が悩んでいることと、本当にスコアを崩している原因は違います。

ドライバーが原因だと思っていたら、実はアプローチだった。

スイングだと思っていたら、コースマネジメントだった。

技術だと思っていたら、期待値だった。

そんなことは珍しくありません。

例えば、

「ドライバーが全然当たりません」

という相談を受けることがあります。

もちろん動画も見ます。

でも先にスコアカードを見ることが多いです。

すると、

OBは1回だけ。

3パットが6回。

ということもあります。

そうなると、本当にスコアを崩している原因はドライバーではありません。

本人はドライバーが気になっている。

でもスコアを失っているのはパターかもしれない。

こういうズレは意外と多いんです。

だから僕は、まずゴルフ全体を見るようにしています。

「もっとこう振りましょう」

より先に、

「何が起きているのかを整理しましょう」

というところから始めています。

もし今、

頑張っているのに思うようにスコアが変わらないのであれば、

技術ではなく、ゴルフの見方そのものを見直すタイミングなのかもしれません。

ゴルフ歴40年、指導歴20年近くになりますが、今でもラウンドを振り返ると同じことを考えます。

「もっと上手く振る方法」ではなく、

「どうしたらもっと賢くプレーできただろうか」

と。

結局、ゴルフはそこに戻ってくるのだと思います。

カテゴリオンラインレッスン, レッスン

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