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現在の場所:ホーム / レッスン / オンラインレッスン / 夏のゴルフでスコアを崩す人が、50ヤード以内でやっていること

夏のゴルフでスコアを崩す人が、50ヤード以内でやっていること

2026年8月14日 by 室屋 修一

 

こんにちは、室屋修一です。

夏のゴルフって、難しいですよね。

暑い。

後半になると体力も集中力も落ちてくる。

それだけでも大変なんですが、もう一つ厄介なのがラフです。

春先ならそれほど気にならなかった場所でも、夏になると芝が伸びてきます。

同じ「ラフ」でも、ボールが少し浮いていることもあれば、半分くらい沈んでいることもある。

芝目もあります。

傾斜もあります。

ボールとフェースの間に芝が入れば、当然いつもと同じようには打てません。

特に難しくなるのが、グリーン周りから50ヤードくらいまでの中途半端な距離です。

そして僕は、この50ヤード以内をどうプレーしているかが、夏のスコアを考えるうえで結構大事だと思っています。

目次

  • 150ヤードより30ヤードの方が難しいこともある
  • 「アプローチが下手だった」で終わらせない
  • アプローチは「打つ前」から始まっている
  • 最初から「寄せる」を目標にしなくてもいい
  • 2回かかっていたものが1回になるだけでいい
  • 実際の91というラウンドを見てみると
  • 上達には「乗る→寄る→入る」という順番がある
  • 50ヤード以内で「複数回かかった回数」を数えてみる
  • 数字が減った理由は一つじゃなくていい
  • 夏ほど「上手く打つ」より「難しくしない」
  • 夏のラウンドで見るなら、この2つだけでもいい

150ヤードより30ヤードの方が難しいこともある

150ヤードなら、使うクラブを決めてある程度普通に振ることができます。

もちろんラフなら状況に応じた判断は必要ですが、基本的には「このクラブでこのくらい」というショットがあると思います。

ところが30ヤード、40ヤード、50ヤードとなると話が少し変わります。

振り幅を調整する。

少し球を上げる。

低く出して転がす。

傾斜に対応する。

芝の抵抗を考える。

つまり、フルショットよりもちょっとした調整が必要になります。

これが夏のラフでは難しい。

いつもなら何となくできていることでも、ボールが少し沈んでいるだけで上手くいかないことがあります。

クラブが変わったときも似ています。

フルショットなら、意外と大きな影響を感じずに打てることがあります。

でも、

「少し距離を落とそう」

「このライに合わせよう」

「ちょっと球を上げよう」

といった微妙な調整になると、いつものクラブとの違いを感じやすくなります。

重さ。

長さ。

バランス。

ソールの形。

ロフト。

自分では細かく意識していなくても、いつもの感覚とは少し違います。

そこに夏ラフが加わる。

こうした小さな条件がいくつか重なるだけで、普段ならそれほど難しくないショットの難易度が急に上がることがあります。

「アプローチが下手だった」で終わらせない

ラフから30ヤードのアプローチをミスした。

次も上手く打てず、グリーンに乗るまで2回、3回とかかってしまった。

ラウンド後には、

「今日はアプローチがダメだったな」

となります。

もちろん、アプローチ技術を上げることは大切です。

でも僕なら、それだけでは終わらせません。

そもそも、その難しいアプローチを打たなくて済む方法はなかったかな?

と考えます。

これが結構大事です。

アプローチは「打つ前」から始まっている

たとえばグリーンを狙うショットで、

右側には深いラフ。

左側には花道。

ピンは右側。

こういう状況なら、ピンに近づけようとして右を狙うほど、ミスしたときに難しいアプローチが残る可能性があります。

だったら、多少ピンから遠くなっても左側に外した方がいいかもしれない。

グリーンまで届かない距離なら、無理に少しでも前へ飛ばすより、

次のショットを打ちやすい場所にボールを置いておく

という考え方もあります。

僕はアプローチが上手い人というのは、難しいライから毎回ベタピンに寄せる人だけではないと思っています。

難しいアプローチを打つ回数そのものが少ない。

これも立派なショートゲームの能力です。

アプローチは、ウェッジを持った瞬間から始まるわけではありません。

その1打前から、すでに始まっています。

最初から「寄せる」を目標にしなくてもいい

そして、50ヤード以内が苦手な人ほど、最初から「寄せよう」としすぎなくてもいいと思っています。

30ヤードから1メートル。

40ヤードから2メートル。

バンカー越えでもピンの近くへ。

もちろん、できれば素晴らしいです。

でも、それ以前にやることがあります。

まず1回でグリーンに乗せること。

これです。

30ヤードから10メートルでもいい。

40ヤードからグリーンの端でもいい。

難しいラフなら、ピンと反対側に乗ってもいい。

まず、

「次に持つクラブがパターになる」

という状態を作る。

これがすごく大事です。

2回かかっていたものが1回になるだけでいい

考えてみると単純です。

50ヤード以内から、

アプローチをミス。

もう一度アプローチ。

ようやくグリーンオン。

これで2打です。

場合によっては3打かかることもあります。

これを1打で乗せられれば、それだけで1打、場合によっては2打違います。

しかも、スーパーショットは必要ありません。

ピンに寄らなくてもいいんです。

グリーンに乗ればいい。

18ホールの中で、こういう場面が3回あったとします。

そのうち2回を1打減らせたら、それだけで2打です。

100を切ろうとしている人でも、90を切ろうとしている人でも、この2打はかなり大きいですよね。

だから僕は、

「もっとアプローチを寄せよう」

の前に、

「アプローチを1回で終わらせる回数を増やそう」

と考えます。

実際の91というラウンドを見てみると

最近、ある方からスコアを送ってもらいました。

トータルは91。

決して悪いスコアではありません。

チップインバーディーもありました。

25ヤードくらいのところから打ったアプローチがそのままカップに入ったそうです。

こういうことがあるからゴルフは面白いですよね。

一方で、僕がラウンドを振り返るときに注目したのは、そのチップインではありませんでした。

50ヤード以内のプレーです。

このラウンドでは、50ヤード以内からグリーンに乗るまで複数回かかったケースが5回ありました。

そして、その多くで関係していたのがラフでした。

夏になって芝が伸びてきた。

少しライが悪くなると、距離感を合わせにくい。

さらにこの日は普段とは違うアイアンを使っていたこともあって、微妙な距離や状況への対応がいつもより難しかった可能性もあります。

でも、ここで面白いのは、

「アプローチが5回失敗した」

とだけ考える必要はないということです。

反対から見れば、

それ以外の場面では1回でグリーンに乗せられていたり、その1打前からグリーンに乗せられていたりした

ということでもあります。

つまり、全部が悪いわけではありません。

むしろ「1回で乗る」という部分はかなり増えてきている。

だから次に見るべきなのが、

この5回をどうやって少しずつ減らしていくか

なんです。

5回をいきなりゼロにする必要はありません。

次のラウンドで4回になる。

しばらくして3回になる。

それだけでも十分です。

上達には「乗る→寄る→入る」という順番がある

僕はゴルフの上達には、ある程度順番があると思っています。

グリーン周りなら、

まず乗る。

それができるようになったら、

次に寄る。

寄る回数が増えてきたら、

1パットで入る回数が増えてくる。

乗る → 寄る → 入る。

もちろん毎回こんなにきれいに進むわけではありません。

でも、最初から全部を求める必要はないと思います。

まだ1回で乗らないことが多いのに、

「どうしたらもっとスピンをかけられますか?」

「どうしたら1メートルに寄せられますか?」

と考えるより、

まずはどんな球でもいいからグリーンに乗せる。

その回数が増えてきたら、次の段階を考える。

この方がシンプルです。

そして先ほどの91のラウンドも、まさにこの途中にあると思います。

1回で乗る場面は以前より増えている。

だからこそ、複数回かかった5回が目につくようになってきた。

これは必ずしも悪いことではありません。

前の課題が改善してきたから、次に減らしたいものが見えるようになった。

そんな見方もできます。

50ヤード以内で「複数回かかった回数」を数えてみる

そこで、次のラウンドで一つだけやってみてほしいことがあります。

50ヤード以内から、グリーンに乗るまで複数回かかったホールに印をつける。

これだけです。

細かいデータをたくさん取る必要はありません。

30ヤードからザックリして、次で乗った。

バンカーから出したけれどグリーンに乗らず、もう一度アプローチした。

ラフから上手く打てず、2回かかった。

こういうときに印をつける。

ラウンドが終わったら、

「今日は何回あったかな?」

と数えてみます。

5回だった。

次は4回だった。

その次は3回だった。

この数字が少しずつ減っていけば、それだけでもゴルフの中身はかなり変わっているはずです。

しかも、この数字はスコアより原因を考えやすい。

「今日は94だった。前回は91だった」

だけでは、何が違ったのかなかなかわかりません。

でも、

「50ヤード以内で複数回かかったのが前回5回、今回は3回だった」

なら、かなり具体的です。

何が良かったんだろう?

アプローチそのものが良かった?

簡単な場所に外せた?

ラフに入る回数が少なかった?

セカンド、サードショットが良かった?

ここから次の練習やコースでの考え方につなげることができます。

数字が減った理由は一つじゃなくていい

そして、この数字が減る理由は必ずしも「アプローチが上手くなったから」だけではありません。

技術が上がって、1回で乗せられるようになったのかもしれない。

セカンドショットのミスが小さくなって、簡単な場所からアプローチできるようになったのかもしれない。

難しいラフを避けるようになったのかもしれない。

グリーンを狙うときの考え方が変わったのかもしれない。

無理なショットを選ばなくなったのかもしれない。

どれでもいいと思います。

目的は、

「アプローチ名人になること」

ではありません。

18ホールのゴルフを少しずつ簡単にすること。

その結果として50ヤード以内で複数回かかることが減っているなら、それで十分です。

夏ほど「上手く打つ」より「難しくしない」

夏のラフでは、普段なら簡単に打てるショットが急に難しくなることがあります。

そこに暑さも加わります。

前半は元気でも、後半になると疲れてくる。

集中力も落ちてくる。

そんな状態で、

深いラフから毎回ピンを狙って、

30ヤードをピタッと寄せて、

難しいショットを全部成功させる。

これはなかなか大変です。

だったら、

難しい場所に行く回数を減らす。

悪いライなら無理をしない。

まずグリーンに乗せる。

次の1打を簡単にする。

そういうゴルフでもいいと思います。

むしろ18ホールという長いゲームでは、その方が強いことがあります。

夏のラウンドで見るなら、この2つだけでもいい

もしラウンド後に細かい分析をするのが面倒なら、まず2つくらいでもいいと思います。

ペナルティが何回あったか。

そして、

50ヤード以内からグリーンに乗るまで複数回かかったのが何回あったか。

この2つです。

ティショットで大きな失点をしていないか。

グリーンの近くまで来てから余計な打数を使っていないか。

これだけでも、その日のスコアがどこで増えたのかがかなり見えてきます。

そして、この数字を少しずつ減らしていく。

全部のショットを一度に良くしようとするより、やることがずっと明確になります。

夏ラフから毎回ベタピンに寄せる必要はありません。

まずは1回で乗せる。

その次に寄せる。

そして、できればその前のショットから簡単な場所を選んでおく。

暑い夏ほど、

「上手く打つ」より「自分のゴルフを難しくしない」。

そんな考え方も、スコアをまとめる一つの方法だと思います。

カテゴリオンラインレッスン, レッスン

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