こんにちは、室屋修一です。
「毎回同じようにスイングできない」
「再現性がない」
そんな悩み、よく聞きます。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
そもそも「再現性」って、どの場面の話でしょうか?
スイングのこと? それとも感覚? 考え方?
今日は、「素振り・練習場・コース」、それぞれの場面で求められる“再現性”の意味と、
本当に整えるべき部分について、分かりやすくお話ししてみます。
目次
素振りの再現性=「感じ方」が安定してるか?
まずは素振りから。
素振りは、ただの準備運動ではありません。
実は「感覚を作る練習」です。
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どこを狙って振っているのか?
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どんなリズムで?
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どのくらいの力感で?
これが毎回バラバラだったら、“再現したい感覚”がそもそも育ちません。
つまり、素振りで大事なのは「振り方」より「感じ方」。
イメージが毎回安定しているかどうかが、スイングの土台になります。
練習場の再現性=「思った通りに打ててるか?」
ボールを実際に打つ練習場では、「結果」が出ますよね。
ここでの再現性は、「狙った通りに打てたかどうか」。
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ドローを打ったつもりが、ひっかけていた
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抑えて打ったつもりが、全力で振っていた
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芯に当たったと思ったら、実はトゥ側だった
大事なのは、感覚と実際のズレに気づけること。
ただ球筋を見るだけでなく、
「思っていたこと」と「実際に起きたこと」の差をちゃんと観察できているかが、練習場での再現性につながります。
コースの再現性=「考え方」と「準備」の安定感
ここが一番見落とされがちなポイントです。
コースに出ると、状況が毎回違います。
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傾斜があったり
-
風が吹いていたり
-
周囲の視線やプレッシャーがあったり
だからこそ、「いつもと同じ準備」や「考え方」を持っておくことが大事なんです。
・クラブ選びはどう考える?
・どこを狙って、どんな球を打とうとしている?
・どんな手順で構えて、どう集中していく?
これが毎回違えば、スイングも当然ブレます。
「コースでだけ崩れる」という人は、
スイングではなく「考え方」が安定していないケースが多いんです。
室屋レッスンは、「振る前」から整える
多くの人は、スイングを安定させるために「振り方」を変えようとします。
でも僕はこう考えています。
スイングの再現性は、「振る前」の整理で決まる。
-
どんな球を打ちたいか?
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そのために、何を考え、どう準備するか?
-
その流れを毎回、同じように繰り返せているか?
そこが整えば、スイングは自然と安定していきます。
まとめ:再現性=振り方ではなく、準備と考え方
それぞれの場面で、求められる再現性の中身は違います。
シーン | 大事なこと |
---|---|
素振り | 感覚・イメージの安定 |
練習場 | 意図と結果の一致 |
コース | 判断と準備の流れを毎回同じにすること |
「スイングが安定しない」と悩んだとき、
もしかしたらスイングそのものじゃなくて、
**“振る前”の部分が毎回バラバラになっていないか?**を見直してみてください。
そこが整ってくると、不思議とスイングも安定してくるものです。
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