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ロブか?転がすか?で迷う人へ。アプローチは「打つ前」でほぼ決まる

2026年2月19日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。

ある会員さんから、こんな相談をもらいました。

砲台気味のグリーンで、ロブを上げようとすると距離感が合いません。
転がした方がいいんでしょうか?

これ、すごく良い質問です。

ただ、

ロブか転がしか、という問いの前に
必ず決めなければいけないことがあります。

今日はそこを、少し深く書いてみます。


目次

  • アプローチの最大の目的は何か?
  • なぜ人は「打ち方」に逃げるのか?
  • アプローチは“2段階の往復”でできている
    • 第1段階:着地点のイメージ
    • 第2段階:実行することのイメージ
  • なぜクラブを絞ると上達が速いのか?
  • 自宅練習で一番大事なのは“ボールを打たない時間”
  • 砲台グリーンで差が出るのは“技術”ではない
  • 結局、何が上達を分けるのか
  • まとめ

アプローチの最大の目的は何か?

まず大前提。

アプローチの最大の目的は

グリーンに乗せること。

これは間違いありません。

でも、ここで思考が止まると
「ただ乗っただけ」になります。

次に考えるべきは、

  • 手前でもいいのか?

  • 奥でもいいのか?

  • ピンの右?左?

  • 多少ズレてもOKな“許容範囲”はどこか?

ここが決まっていない状態で
ロブか転がしかを考えると、

技術の問題にすり替わります。

そして結果が安定しません。


なぜ人は「打ち方」に逃げるのか?

多くの人は迷うと、

  • ロブが苦手だから転がそう

  • 転がすと強くなりすぎる

  • もっと柔らかく打てばいいのかな

と“打ち方”の話になります。

でも本当は、

「どこに止まればOKか」を決めていないことが原因です。

ゴールが曖昧だと、
方法も曖昧になります。

逆に、

「この辺りならOK」

が明確なら、

ロブでも転がしでも
判断は自然と決まります。


アプローチは“2段階の往復”でできている

安定している人は、
頭の中であるサイクルを回しています。

第1段階:着地点のイメージ

  • ピンの位置

  • グリーンの傾斜

  • ボールの通り道

  • 止めたいエリア

これを行ったり来たりして、

「まずはここに止まれば次が楽」

を決めます。

ここまでが“設計”。


第2段階:実行することのイメージ

その後に、

  • どんな高さ?

  • どんなスピード?

  • どのクラブ?

を行ったり来たりします。

この順番です。

ほとんどの人は逆。

クラブから考えます。

だから迷う。


なぜクラブを絞ると上達が速いのか?

よく、

「最初は1本でやりましょう」

と言います。

それは簡単だからではありません。

考えなきゃ行けないことを減らすためです。

クラブが増えるほど、

  • 8番でもいける?

  • 9番?

  • PW?

  • SW?

  • パター?

と選択肢が広がります。

選択肢が増えるのは良いことですが、
思考の往復が複雑になります。

まずは

  • 転がしは9番1本

  • 上げるならSW

これだけで十分。

そこで

設計 → 実行 → 結果

の流れを作る。

これができてからクラブを増やす方が、
結果は安定します。


自宅練習で一番大事なのは“ボールを打たない時間”

マット練習でよくあるのが、

ボールをひたすら打つ。

でも本当に大事なのは、

ボールがある“はず”の場所にヘッドを落とせるか。

おすすめは、

素振り5〜10回 → ボール1球。

ほとんどの人は逆。

ボールを打つことで安心しようとします。

でも、

設計が曖昧なままボールを打つと、
「なんとなく成功」「なんとなく失敗」が増えます。

学びが薄い。

まずは落とす場所を揃える。こういう練習がバンカーでのクラブの落とし所などにも効きます。

それができてから、
高さやスピードを微調整する。

順番が大事です。


砲台グリーンで差が出るのは“技術”ではない

砲台系のグリーンは難しいです。

  • 上げないと止まらない

  • 上げすぎるとショート

  • 転がすと奥に抜ける

だからこそ、

「どこまでならOKか」

が明確な人は強い。

寄せワン率は、
技術より“優先順位の明確さ”で変わります。


結局、何が上達を分けるのか

打てるようになることも大事です。

でもそれ以上に大事なのは、

考える順番が安定していること。

順番が安定すれば、

  • ミスしても修正できる

  • 迷いが減る

  • 再現性が上がる

これはアプローチだけでなく、
ゴルフ全体に通じます。


まとめ

アプローチは

打ち方 → 結果

ではありません。

設計 → 実行 → 結果

です。

ロブか転がしかで迷ったら、

まず

「どこに止まっていれば次が楽か?」

を決める。

それからクラブを選ぶ。

順番を守るだけで、
アプローチは大きく変わります。


もし、

  • 自分の設計が曖昧な気がする

  • 考えているつもりだけど、整理できていない

  • どこを優先すべきか毎回迷う

そんな感覚があるなら、
オンライン・ミックスの中では、ラウンドの状況を具体的に整理しながら「設計の順番」を一緒に整えています。

打ち方を変える前に、考え方を整える。

そこから始めると、アプローチも思っているより着実に安定していきます。

カテゴリオンラインレッスン, レッスン

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