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ピンは忘れよう!100切り90切りゴルファーのためのグリーンの狙い方

2025年10月8日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。

先日、Tさんとのセッションでとても印象的なことがありました。
Tさんはここ数ヶ月でショットが安定してきて、ユーティリティで130〜140ヤードを運べるようになり、8番アイアンも100ヤード前後で安定してきました。ショートコースでは「2打で乗せて2パット=ボギー」で回れる力もついてきています。

それでもスコアはなかなかまとまり切らない。理由はシンプルで、ピンに引っ張られたショット選択や、ロングパットの距離感のズレにありました。

このケースは「100切り90切りを狙う多くのゴルファー」にそのまま当てはまります。
だから今回の記事では、Tさんの学びをもとに 「100切り90切りゴルファーがやるべき狙い方の新常識」 を整理しました。


目次

  • 1. ピンを狙うから失敗する
  • 2. 狙うのはピンではなく「ゾーン」
  • 3. スコアのカギは「To-Greenを60台に」
  • 4. ドライバーは「最大曲がり幅」を管理する
  • 5. ロングパットは「大皿」に止めるだけ
  • 6. 練習は「素振り→即1球」のループで
  • 7. ショートコースは「自信の物差し」
  • 8. ラウンドチェックリスト(Tさん用)
  • まとめ
  • 最後に:あなたも「自分専用の狙い方」を作りませんか?

1. ピンを狙うから失敗する

僕らアマチュアは、グリーンを見た瞬間に「ピンを狙わなきゃ」と思ってしまいます。
でも実は、それがスコアを壊す原因になっています。

Tさんのラウンドでも、ピンを意識して打ったショットがことごとく罠に捕まりました。

  • ピンが奥に切ってあった → 力んで奥に外す

  • ピンのすぐ横にバンカー → 手前に落ちて砂地獄

  • 「寄せたい」気持ちで強く打ちすぎ → 大オーバー

つまり、ピンを狙う=リスクを増やす選択なんです。


2. 狙うのはピンではなく「ゾーン」

そこで僕が提案したのが 「Pin-Offターゲティング」。
やり方はこうです。

  1. ピンを無視する

  2. 自分が10回中8回は乗せられる “安全なゾーン” を先に決める

    • 奥行きが広い

    • バンカーや池が少ない

    • 左右のミスが致命傷にならない

  3. その帯に入れば合格。ピンの近くに寄ればラッキー。

この考え方に変えると、Tさんのショットは一気に安定しました。
結果として「無理な挑戦によるダボ」を避けられ、スコアが落ち着いてきたのです。


3. スコアのカギは「To-Greenを60台に」

Tさんのラウンドデータを見ると、ティーショットからグリーンに乗るまで(To-Green)の合計打数が75前後でした。
これでは、どんなにパットが頑張っても100切りは難しい。

100切りを狙うなら、パットではなく To-Greenを減らすことが最重要です。

  • 現状:75打

  • 目標:63〜69打

これを達成できれば、パットが36〜40でも合計スコアは100〜104に収まります。

👉 「To-Greenを60台に入れる」=100切りの目安 です。


4. ドライバーは「最大曲がり幅」を管理する

Tさんが悩んでいたのが「ドライバーの曲がり」。
真っすぐ飛ぶ時もあれば、大きく右へ曲がることもある。

ここで大事なのは、真っすぐ飛ばそうとしないことです。
代わりにやるべきは、自分の“最大曲がり幅”を把握すること。

例:

  • キャリー180ヤード

  • 横に30〜40ヤード曲がる

この幅を知っておけば、ティーグラウンドでその範囲ごと安全に収まる方向を選べます。
「最悪のミスでもOBにならない」 という安心感が生まれ、OBが激減します。


5. ロングパットは「大皿」に止めるだけ

Tさんがスコアを落としていたもう一つの原因はロングパット。
20mを超える距離で「寄せたい」と思って打つと、ショートやオーバーを繰り返して3パット…。

でも、ここで考え方を変えました。

  • カップを狙わない

  • カップを中心に半径1.5mの“大皿ゾーン”に止めるだけ

これを意識するだけで、Tさんのパットは一気に落ち着きました。
「入らなくてもいい」「止めればいい」と思えると、ストロークもリズムが良くなります。

ラウンド前の練習も、8m・10m・12mの距離感チェックだけでOKです。


6. 練習は「素振り→即1球」のループで

Tさんは練習でも「ただ数を打っている」ことが多かった。
そこで僕が提案したのは:

  1. 素振りで「どこで地面を擦るか」を意識

  2. すぐに1球打つ

  3. 結果を見てまた素振り

この小さなループを繰り返すと、感覚と結果がつながり、打点が安定します。
特にアプローチでは「少し手前から入れる」意識で、トップやダフリが減りました。


7. ショートコースは「自信の物差し」

Tさんは普段からショートコースにも通っていて、そこでの成長が大きな武器になっています。
9ホールをボギー中心でまとめられるようになったことが、自信につながりました。

ショートコースは100切り90切りを狙う人にとって最適な練習場です。

  • 100ヤード前後を打つアイアンの精度が身につく

  • 2打で乗せて2パット → ボギーが当たり前になる

  • 自分の「得意距離」を把握できる

スコアよりも **「To-Green合計」**をメモしてみてください。
これが60台に収まれば、本コースでも自然に100切りが見えてきます。


8. ラウンドチェックリスト(Tさん用)

ティーショット

  • ドライバーの「最大曲がり幅」を思い出す

  • その幅ごと安全に収まる方向を選ぶ

  • OBでなければ合格

セカンド以降

  • ピンは見ない、ゾーンを狙う

  • 10回中8回成功できる番手を選ぶ

グリーン周り

  • アプローチは「奥行きが広い帯」へ

  • ロングパットは“大皿”に止める

記録

  • ラウンド後に「To-Green合計」を必ずメモ(目標は60台)


まとめ

Tさんとのセッションから改めて見えたことは、100切り90切りはスイング改造ではなく「狙い方の工夫」で達成できるということです。

  • ピンは忘れて帯を狙う

  • To-Greenを60台に入れる

  • ドライバーは最大曲がり幅を管理する

  • ロングパットは大皿に止める

  • 練習は素振り→即1球で感覚と結果をつなげる

この5つを徹底するだけで、スコアは自然とまとまります。


最後に:あなたも「自分専用の狙い方」を作りませんか?

Tさんの成長は、「個別に合った狙い方」を一緒に考えたからこそ実現しました。

オンライン・ミックスでは:

  • あなたのラウンドデータや練習動画を共有

  • 数字と映像で「最大曲がり幅」や「狙える帯」を可視化

  • 次ラウンドの目標を一緒に設計

を通じて、最短で100切り90切りできるルートを作っていきます。

👉 オンライン・ミックス詳細はこちら

カテゴリオンラインレッスン, レッスン

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