距離感より先に整えるべき「考え方」の話
こんにちは、室屋修一です。
年末年始を挟んで、
久しぶりにクラブを握ったという方も多い時期ですね。
このタイミングで練習やラウンドを再開すると、
多くの方が、ほぼ同じ違和感を口にします。
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距離感が合わない
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力加減が怖い
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思ったよりショートする
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ちょっと強く振ると行きすぎる
そして、ここで一気に不安になります。
「去年より下手になってないか?」
「スイング、どこかおかしい?」
「また一からやり直しか…?」
でも結論から言うと、
それ、ほぼ全部“勘違い”です。
目次
久しぶりの練習でズレるのは「技術」じゃない
練習間隔が空いたあと、
最初にズレるのはスイングでもフォームでもありません。
一番ズレやすいのは、
インパクトの強弱に対する“感覚や判断”です。
特にズレやすいのが、
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60〜70ヤード前後
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フルでもハーフでもない距離
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「軽く打つと足りない」「しっかり打つと強い」距離
このゾーン。
ここは、
技術というより感覚と判断の領域なんですね。
だから、
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最初の数球がショートする
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怖くなって強く入る
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「今のは行きすぎた?」と不安になる
これは、
下手になったからではなく、
判断のセンサーがまだ温まっていないだけです。
「早く戻そう」とすると、逆に遠回りになる
新年一発目の練習で、
多くのゴルファーがやってしまうのがこれです。
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去年の距離感に早く戻そうとする
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いきなり合わせにいく
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「前はもっと簡単だったのに」と焦る
でも距離感って、
頭で思い出すものじゃありません。
身体が、
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当たりの強さ
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音
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初速
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出球の高さ
こういった情報を拾いながら、
勝手に再調整してくれるものです。
だから、
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最初はズレてOK
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数球で合えば十分
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合ってくる“過程”も練習
このスタンスが一番早く戻ります。
新年一発目から、
去年の自分に戻る必要はありません。
距離感が合わない時期は「安全な考え方」を持つ
冬場や久しぶりの練習では、
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キャリー
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止まり方
この2つの噛み合わせが、
どうしても不安定になります。
ここで大事なのは、
技術で解決しようとしないこと
です。
おすすめなのが、
転がしという選択肢を持っておくこと。
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9番
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8番
を使って、
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花道を使う
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グリーンに引っかければOK
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7〜8mのパットが残れば合格
この考え方。
これは逃げでも、消極策でもありません。
再現性が高く、判断がシンプルになる
立派な戦略です。
短いホールほど「メンタル」が試される理由
例えば新年最初の短めのパー4や、
いわゆるサービスホール。
距離だけを見ると簡単そうですが、
実際はこういう特徴があります。
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グリーン周りが厳しい
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バンカーが多い
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奥にも外せない
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逃げ場が少ない
つまり、
“考えないとミスが出やすい”ホールです。
ここで多くの人は、
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ピンを見て
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バンカーを見て
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「ミスしたらどうしよう」と思って
結果、
一番嫌なミスを引き寄せます。
安定する人は「一番マシなミス」を先に決めている
ゴルフが安定している人は、
打つ前にこれを決めています。
もしミスするなら、どこが一番マシか?
たとえば、
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転がって入るバンカー
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距離が短く残るバンカー
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アプローチが打ちやすい外し方
これが見えているだけで、
ショットのプレッシャーは大きく下がります。
不思議なことに、
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「ここならOK」と思えた瞬間
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スイングは自然になる
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結果、グリーンに乗る
こういうことがよく起きます。
ゴルフは「技術」より「安心材料」で安定する
同じ技術レベルでも、
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スコアが安定する人
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日によって大荒れする人
この差は、
考え方の差であることがほとんどです。
安定する人は、
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OKゾーンを持っている
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ミスの許容範囲を知っている
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失敗を想定した上で打っている
だから、
コースで力まない。
逆に、
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ピンしか見ていない
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ミス=全部ダメ
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バンカー=即失敗
この状態だと、
技術があってもスコアは崩れます。
新年最初の練習で意識してほしいこと
最後にまとめます。
新年一発目の練習で、
意識してほしいのはこの4つだけです。
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距離感が合わなくても気にしない
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数球で戻れば十分
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転がしという選択肢を持つ
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「一番マシなミス」を決めて打つ
完璧なショットはいりません。
それよりも、
今年は、どう考えてゴルフをするか
この軸を一つ作ること。
それができれば、
この時期の練習としては大成功です。
もし、
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コースでの判断に迷う
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練習とラウンドがつながらない
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技術より考え方を整えたい
そんな感覚があるなら、
オンライン・ミックスでは
こうした「判断の整理」から一緒にやっています。
無理に変えなくていい。
戻るゴルフで、整えていきましょう。