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現在の場所:ホーム / レッスン / オンラインレッスン / 右ドッグレッグの短いチャンスのパー4で考える「逃げの選択肢」

右ドッグレッグの短いチャンスのパー4で考える「逃げの選択肢」

2025年8月28日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。


目次

  • ラウンド中に出会う“見た目はチャンス”なホール
  • 一番避けたいのは「30〜40ヤード残るバンカー」
  • 調子の良い日だけを前提にしない
  • 練習しておきたい“逃げの2パターン”
    • 1. ユーティリティで右に逃がす
    • 2. 8番アイアンでバンカー手前に刻む
  • ピン位置によって変わる戦略
  • ラウンド中によくある心理
  • まとめ:逃げのオプションが余裕を生む

ラウンド中に出会う“見た目はチャンス”なホール

想像してみてください。

あなたは今、350ヤード前後の右ドッグレッグのパー4のティーグラウンドに立っています。
右サイドには林が続き、グリーン手前には大きなバンカー。ピンはフェアウェイの先にわずかに見えるけれど、その間には「ここだけは入れたくない」という罠がはっきりと存在しています。

「ドライバーで思い切って攻めればバーディも狙える」
「いや、ユーティリティで刻んで確実にパーを拾うべきか」

同伴者は迷わずドライバーを手に取り、豪快にスイング。ところが少しフェースが開いて右の林へ…。
次の人はユーティリティで安全に、と思ったのにフックが強く出てバンカーに一直線…。

あなたの番になった時、頭に浮かぶのは「どうすればこのホールを無難に乗り切れるか?」という問いです。

一見、攻めればチャンスに見えるホール。
でも実際には、ちょっとしたズレで「最難関のバンカーショット」が待っている。
こういうシチュエーションは、ラウンド中に何度も出てきます。


一番避けたいのは「30〜40ヤード残るバンカー」

このホールで最も避けたいのは、グリーン手前のバンカーです。
しかも「絶妙に届いてしまう距離」で入ると、残るのは30〜40ヤード。

この距離のバンカーショットは、プロでも簡単ではありません。

  • フルスイングできないため距離感が難しい

  • クリーンに入ればホームラン、ダフれば砂遊び

  • 奇跡的に出てもピンに寄せるのは至難の業

結果はどうなるか。
「バンカー → オーバー → アプローチ → 2パット」
あっという間にダボ、トリの可能性が高まります。

そして怖いのは“スコア”だけではありません。
ミスをきっかけに気分が落ち込み、次のホールでもリズムを崩す。
これがラウンド全体の流れを壊してしまうんです。

だからこそ、まず考えるべきは 「ここにだけは残さない」 という一点です。


調子の良い日だけを前提にしない

理想はもちろんあります。
ユーティリティでまっすぐ打って、軽いフックで花道に残し、そこから寄せてパー。

Kさんから送ってもらった練習動画でも、1球目や3球目は本当にお手本のような内容でした。

しかしゴルフは練習場と違って「毎回ベストショットが出るわけではない」スポーツです。
ラウンドに出れば、必ず「今日は曲がる日」「当たりが薄い日」があります。

だからこそ、**調子が悪い日でも戦える“逃げのショット”**をあらかじめ準備しておく必要があるんです。


練習しておきたい“逃げの2パターン”

ここで今回ぼくが勧めたのは、次の2つのオプションです。

1. ユーティリティで右に逃がす

  • 狙いはバンカーの真ん中

  • フェースを少し開き、軽いスライス気味でもOK

  • 右のラフに行っても次が打てれば合格

「右に行ってもいい」という安心感があると、無駄な力みが消えます。
その心理的余裕こそ、安定したショットを支えてくれるのです。

2. 8番アイアンでバンカー手前に刻む

  • あえてバンカーに届かないクラブを選ぶ

  • 残り40〜50ヤードのアプローチを前提にする

  • 難しい状況を避け、普通のアプローチで勝負する

多くの人は「刻むとチャンスがなくなる」と思いますが、実際には逆。
「絶対に入れてはいけない場所」を避けられることが、スコアを守る最善策になります。


ピン位置によって変わる戦略

戦略を選ぶとき、ピン位置は無視できません。

  • ピンが中央〜手前
     → 刻んでも十分寄せワンを狙える。安全策が正解。

  • ピンが左の奥
     → バンカー越えが残るので、ユーティリティで右に逃がした方が次が楽。
     → ラフに残っても、正面から攻められる状況の方がはるかに有利。

つまり大事なのは、**「ピンを直接狙わない勇気」**です。
常にベストショットを期待するのではなく、ナイスショットが出なくてもスコアを守れる位置に置くこと。
これが“期待値ゴルフ”の考え方です。


ラウンド中によくある心理

実際のラウンドで、こんな気持ちになったことはありませんか?

  • 「せっかくここまで来たんだからピンを狙いたい」

  • 「刻むと負けた気がする」

  • 「仲間の前で安全策を取るのは恥ずかしい」

でも、その“見栄”や“欲”こそがスコアを崩す最大の原因です。
ぼくが見てきた生徒さんも、Kさんも、多くが同じように「刻んでおけばよかった」と振り返ります。

逆に、逃げのオプションを準備していた人は迷いません。
迷わずショットに集中できるので、結果的に再現性も高まります。


まとめ:逃げのオプションが余裕を生む

今回のKさんのショットはとても良いものでした。
しかしさらに余裕を持ってプレーするためには、「逃げの選択肢」を持っておくことが大切です。

  • ユーティリティで右に逃がす

  • 8番でバンカー手前に刻む

この2つを練習に取り入れるだけで、ラウンド中の安心感はまるで違ってきます。

調子が悪い日でも「逃げの練習をしてある」という安心感があるだけで、大叩きを防ぎ、スコアを安定させられるはずです。


👉 あなたも普段のラウンドで「逃げ方」を準備していますか?
もしまだ自信がないなら、ぜひ オンライン・ミックス で一緒に整理してみましょう。
あなたのよく行くコースや得意クラブに合わせて、具体的な“逃げのオプション”を設計していけます。

カテゴリオンラインレッスン, レッスン

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