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現在の場所:ホーム / レッスン / オンラインレッスン / ラウンドは「練習の延長」──OBの裏にある“大事な成長”の話

ラウンドは「練習の延長」──OBの裏にある“大事な成長”の話

2025年12月14日 by 室屋 修一

こんにちは、室屋修一です。

今日は、生徒さんからいただいた ラウンド報告とスコアカード をもとに、
多くの大人ゴルファーがつまずきやすい“ある本質”について書いていきます。

これ、あなたのラウンドにも必ず当てはまる内容です。


目次

  • OBは「悪」じゃない。そこに“伸びしろの塊”がある。
  • ラウンドは“本番”ではなく、最高の練習場。
  • 次に繋がる“具体的な練習”は?
  • 一番大事なのは、「挑戦の質」。
  • ラウンド後の行動が、上達速度を決める
  • 最後に少しだけお知らせです

OBは「悪」じゃない。そこに“伸びしろの塊”がある。

今回いただいたスコアカードでは、
ティーショット OB が 3 回、セカンド以降の OB が 2 回。合計 5 回のペナルティ。

表面的には「痛い」。
スコアが 8〜10 打は変わってしまう要因です。

でも、実はこの OB は、
すべてが“ナイス挑戦”の結果でした。

ティーショットが以前よりいい位置に行くようになり、
セカンドで「行けるかもしれない」とチャレンジした結果のミス。

これ、大事なんですよ。

多くの人は“ミスした結果”だけを見るけど、
本当に見るべきは 「なぜそのミスが起きたか?」 の方。

  • ライの状況

  • 地面の傾斜

  • 周囲のリスク

  • 自分の得意クラブとの相性

  • 心理状態(いけそう、いけるはず)

挑戦したからこそ、これらに気づける。
次のラウンドの判断基準が、1つ1つアップデートされていくんです。

これはスイング練習では絶対に身につかないこと。

だから、今回の5回のOBは
「伸びしろの証拠」なんです。


ラウンドは“本番”ではなく、最高の練習場。

これ、僕がずっと伝えたい価値観です。

多くのゴルファーは、ラウンドを 「一発勝負の本番」 と捉えます。
でも本当は逆で、

ラウンドこそ、最高の練習場所。

練習場では絶対に再現できない条件が揃うからです。

  • 1球勝負の緊張

  • 傾斜

  • 風

  • 芝の状態

  • 成功/失敗による感情の変化

  • 判断 → 実行 → 結果 → 修正 のリアルループ

「プレッシャーの中でどう判断するか」
「打つ前に何を見て、何を捨てて、何をチョイスするか」

これらはコースでしか鍛えられない。

だからこそ今回のように、

  • 前半は荒れた

  • 後半で立て直した

この“変化に気づき、修正できた”という事実こそ、
とても価値があります。


次に繋がる“具体的な練習”は?

今回のラウンド内容から見えてきたのは、

① UT と 8番アイアンの精度が「スコアのカギ」になる

ティーショットの成功率が上がってきた今、
次のステージは “グリーンに近づくまでのゲーム” です。

これからのポイントはここ。

  • UT を使う場面の判断

  • 8番アイアンで確実に前へ進める技術

  • どちらを選ぶと安全か?どちらだと危険か?

UT と 8番の2本を軸に、「選択のゲーム」を作っていくこと。


② ランダム練習で“ラウンドの流れ”を再現する

おすすめはこの順序練習↓

  • ドライバー

  • UT を1球

  • 8番を1球

  • ピッチングを1球

この“順番を毎回変える”というやり方がポイント。

ラウンドの「状況変化」を模擬する効果が絶大です。

「ドライバー後はUTが振りやすいな」
「8番の方がミスが小さいな」
「この流れだと9番が安心だな」

こんな“気づき”がボロボロ出てくるはず。


③ パッティングは今は優先度を上げない

これは多くの人が誤解しがちだけど、

スコアが安定しない時期に、パットを追いかけると遠回りになります。

今はまだ“グリーンまでのゲーム”の方が圧倒的に効く。

  • OBを減らす

  • 大ミスを減らす

  • 50ヤード以内を「2回以内で乗せる」

この3つが揃うと、パットの価値が自然と高まり始めます。

逆に言えば、
今の段階ではそこまで気にしなくてOK。


一番大事なのは、「挑戦の質」。

今回のラウンドを総括すると、

  • OBは止めるべき“悪”ではなく、成長の材料になる

  • ラウンド中にのびしろが露わになることはむしろチャンス

  • ミスを恐れず、状況判断のセンスを磨くフェーズに入っている

  • UTと8番の2本がスコアの中心軸になる

  • パットはまだ優先度が低い(焦らない)

という“良い流れ”になっています。

挑戦があるからこそ上達する。
失敗があるからこそ気づける。

その積み重ねが、スコア109 → 100台 → 90台の道をつくります。

今回のラウンドは、まさにその“階段を1つ上がった証拠”です。


ラウンド後の行動が、上達速度を決める

次回以降のラウンドでは、

  • ライの観察

  • 周囲の状況判断

  • クラブ選択の理由付け

  • 1球勝負での“心の使い方”

これを少しだけ意識してみてください。

たった1つの気づきが、
3ヵ月後のスコアを大きく変えます。


最後に少しだけお知らせです

もし、

  • ラウンド報告のフィードバックが欲しい

  • 練習メニューを定期的に調整してほしい

  • コースでの判断力を伸ばしたい

  • 短期間で“安定スコア”に入りたい

という方は、僕の オンライン・ミックス がとても合います。

強制ではありませんが、
こういう「実際のラウンドを一緒に改善していく」スタイルが
いま最も成果が出ています。

カテゴリオンラインレッスン, レッスン

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