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100切りを目指す人と80台を目指す人では、スコアカードに書くことが違う

2026年9月26日 by 室屋 修一

 

こんにちは、室屋修一です。

9月は、スコアが140くらいだった頃から一緒にやってきて、現在100切りが見えてきたオンライン・ミックスの会員さんとのZoomセッションをもとに記事を書いてきました。

今回がその4回目です。

これまで、スコアそのものよりもゴルフの中身がどう変わってきたのか、100切りが見えてきたところで何を練習するのか、そしてラウンドで出たミスを普段の練習にどう持ち帰るのか、という話を書いてきました。

最後は、そのラウンドをどうやって振り返るのか、という話です。

僕はオンライン・ミックスの会員さんに、ラウンドしたらスコアだけではなく、簡単な記録を残してもらっています。

といっても、最初から細かいデータをたくさん取ってもらうわけではありません。

今、この会員さんにやってもらっているのも、基本的にはかなりシンプルです。

ティーショット、ショット、アプローチ、パット。

スコアカードにこの4つを書いて、それぞれ何打使ったのかを正の字などで数えてもらっています。

これだけでも、普通のスコアだけを見るより、ラウンドで何が起きていたのかがかなり分かるようになります。

目次

  • 109という数字だけでは分からないこと
  • 最初から細かく記録しなくてもいい
  • 上手くなってくると、知りたいことも変わってくる
  • 今の自分に必要な数字だけを見る
  • 140くらいだった頃から見てきて思うこと

109という数字だけでは分からないこと

例えば、今回のラウンドが109だったとします。

普通のスコアカードなら、各ホールで何打だったかは分かります。

でも、それだけではその109がどうやってできたのかまでは、なかなか分かりません。

ティーショットで何度もOBを打って109だったのか。

ティーショットはそれほど悪くなかったけれど、セカンドやサードで打数を使って109だったのか。

グリーンの近くまでは比較的順調に来ていたけれど、アプローチやパットで打数が増えて109だったのか。

同じ109でも、中身はかなり違います。

今回のシリーズの最初にも書きましたが、この会員さんの場合、140くらいだった頃と今では、打数を使っている場所が変わってきています。

だから僕は、スコアそのものだけではなく、この「打数の分布」を見るようにしています。

それが分かるだけでも、次に何を練習したらいいのかがかなり見つけやすくなります。

最初から細かく記録しなくてもいい

ゴルフにはいろいろなデータがあります。

フェアウェイキープ率、パーオン率、パット数、スクランブリング率。今ならアプリを使えば、かなり細かいところまで記録できます。

もちろん、そういう数字が役に立つ段階もあります。

ただ、140くらいのスコアでプレーしている人に、最初から全部記録してもらう必要があるかというと、僕はそうは思いません。

ティーショットでOBを何度も打って、グリーンに到達するまでにもかなり打数を使っている段階で、フェアウェイキープ率やパーオン率を細かく調べても、それほど次の練習にはつながらないことがあります。

それよりも、

ティーショットで何打使ったのか。

その後のショットで何打使ったのか。

グリーン周りで何打使ったのか。

パットで何打使ったのか。

まずはこれくらいでも十分です。

記録することが目的ではなく、その記録を見て「今どこで打数を使っているのか」が分かればいいからです。

上手くなってくると、知りたいことも変わってくる

一方で、スコアが良くなってくると、この4項目だけでは分からないことも少しずつ増えてきます。

例えば、アプローチが多かったとしても、毎回50ヤードから打っているのか、10ヤードから打っているのかでは意味が違います。

パット数が36だったとしても、最初のパットが毎回15メートルくらい残っていたのか、それとも3メートルくらいから3パットしていたのかでは、考えることが変わります。

さらにスコアが良くなってくれば、グリーンを狙ったショットが何ヤードからだったのか、何番のクラブを使ったのか、といったことも知りたくなってきます。

そうなったら、記録するものを少し増やせばいい。

最後のアプローチを何ヤードから打ったのか。

最初のパットは何メートルくらいだったのか。

グリーンを狙ったショットは、どの距離から何番で打ったのか。

こういう情報が加わってくると、例えば「パット数が多いからパターを練習しよう」と単純に考えるのではなく、その前のショットまで含めて見ることができます。

もしかするとパターが悪いのではなく、毎回ものすごく長いファーストパットを残しているだけかもしれません。

反対に、かなり近いところから打っているのに3パットが多いのであれば、そこで初めてパッティングをもう少し見てみよう、となります。

数字は、細かければいいわけではないんですよね。

今の自分に必要な数字だけを見る

僕は、ゴルフのデータって健康診断みたいなものだと思っています。

数字をたくさん集めること自体には、それほど意味はありません。

その数字を見て、今どこに問題がありそうなのかが分かって、次にやることが決まるから意味があります。

だから、100切りを目指している人と80台を目指している人では、見たい数字が違って当然です。

140くらいだった頃と、100切りが見えてきた今でも違います。

さらに100を切って90台前半になれば、また見るものが変わるかもしれません。

80台を目指す頃には、もっと細かい情報が必要になるでしょう。

上達に合わせて、練習することが変わる。

コースで考えることが変わる。

そして、ラウンドで記録するものも変わっていく。

これが自然なんだと思います。

140くらいだった頃から見てきて思うこと

今回、4回にわたって一人の会員さんのことを書いてきました。

まだ100を切ったわけではありません。

なので、このシリーズも「140から100を切りました」という成功談ではないんですよね。

今まさに、その途中です。

ただ、140くらいだった頃から一緒に見てきた僕からすると、スコア以外の部分はかなり変わりました。

大きなミスが減って、無理に取り返そうとすることが減った。

セカンドやサードで、どうやってアプローチできるところまで運ぶかを考えるようになった。

ラウンドで出たミスの中から、次に何を練習するのかを考えるようになった。

そして、そのためにスコアカードの中身を見るようになってきた。

100を切るという結果がいつ出るかは分かりません。

でも、その結果が出る前に、こういうところは少しずつ変わっていくんだと思います。

ゴルフの上達って、スイングが変わったとか、飛距離が伸びたとか、ベストスコアが出たとか、分かりやすいものだけではありません。

何を見るのか。

何を練習するのか。

コースで何を考えるのか。

そういうものが少しずつ変わって、あとからスコアがついてくることもあります。

今回4回の記事を書いてみて、改めてそんなことを思いました。

次にこの方のことを書くときには、「100を切りました」という話になっているかもしれません。

まあ、それはそれで、焦らず一緒にやっていこうと思います。

カテゴリオンラインレッスン, レッスン

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